Automation Plan Engine の構成
Automation Plan Engine を停止せずに、ポーリング間隔、ログ・レベル設定、Baseline アクションの処理方法の設定を指定するように Automation Plan Engine を設定できます。これらはすべてグローバル設定のため、すべての自動化プランに適用されます。
始める前に
Configure the Automation Plan Engine Analysis をアクティブ化します。このタスクについて
Automation Plan Engine を構成するには、Server Automation ドメインからタスクを実行して、カスタム設定を指定します。このタスクを使用すると、ポーリング間隔、ログ・レベル、ベースラインの処理方法の設定を変更できます。
Automation Plan Engine は BigFix サーバーに照会し、処理対象のオープンな Automation Plan アクションを見つけます。最後に取得したオープンの Automation Plan アクションが処理されると、Automation Plan Engine はポーリング間隔で指定された時間だけ待機してから、再度照会します。
Automation Plan Engine のログ・レベルは、別のロギング構成に変更できます。デフォルトでは、Automation Plan Engine は情報メッセージ、警告、エラーをログに記録します。Automation Plan Engine のログ・レベルを Debug に設定すると、Automation Plan Engine の内部オペレーションに関するより詳細な情報を記録できます。
障害が発生したときのベースライン・アクションの処理方法を管理するために Automation Plan Engine を設定できます。
Automation Plan Engine を設定するには、次のステップに従ってください。
手順
- Server Automation ドメインから「セットアップと保守」 > 「Fixlet とタスク」に移動します。
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タスク 156
Configure the Automation Plan Engineを検索して選択します。 - 「アクションの実行」をクリックします。
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「アクションの実行」画面で、以下のようにカスタム構成設定を入力します。
- 「グローバル設定」セクションで、Automation Plan Engine のポーリング間隔を指定する値を入力します。値 (秒) を入力します。デフォルト値は 3 秒です。
- 「ログ設定」セクションで、コンソール・ログ・レベルおよび計画固有のログ・レベルについて、値を選択してコンソールのログ・レベルおよび計画固有のログを設定します。使用可能なオプションは、
Error、Info、Debug、Warnです。Windows の場合、Automation Plan Engine ログ・ファイル pe_console.log は <BES Server Root Directory>\Applications\Logs のインストール・ディレクトリーのサブ・ディレクトリー (C:\Program Files (x86)\BigFix Enterprise\BES Server\Applications\Logs など) に存在します。Linux の場合、pe_console.log ファイルは /var/opt/BESServer/Applications/Logs ディレクトリーにあります。 - 「ベースライン設定」セクションで、以下のとおり Baselines で実行するアクションを制御するオプションを選択します。
表 1. ベースライン設定 設定 値 失敗を無視し、すべてのアクションを実行 (標準ステップ) 失敗の有無にかかわらず、標準ステップに対する Baselines のすべてのアクションを実行するかどうかに依存して、「はい」または「いいえ」を選択します。 失敗を無視し、すべてのアクションを実行 (失敗ステップ) 失敗の有無にかかわらず、失敗ステップに対する Baselines のすべてのアクションを実行するかどうかに依存して、「はい」または「いいえ」を選択します。 - 「非報告時間のしきい値」セクションで、「非報告しきい値」フィールドに値を入力して、応答不可または非報告と見なされるかどうかを決定する前に、Automation Plan Engine が各対象エンドポイントに対して実行するチェックを制御します。各自動化計画について、設定を構成して、すべての非報告エンドポイントが各ステップの対象リストから除外されるように指定できます。Automation Plan Engine は、ステップが実行される直前に、ステップごとにチェックします。最新の「前回のレポート時刻」の値が決定に使用されます。また、Automation Plan Engine はステップ失敗の動作設定を使用して、非報告として除外されたエンドポイントも今後のステップから自動的に除外されるかどうかを決定します。詳しくは、『非報告エンドポイントの除外』を参照してください。値を
HH:MM形式で入力します。HHは時間でMMは分です。たとえば、非報告しきい値として 1 時間を指定する場合は、1:00という値を入力します。「非報告しきい値」に値を入力しない場合は、デフォルト値が使用されます。デフォルト値は 9999 時間 59 分です。
- BigFix サーバーを対象にし、「OK」をクリックしてタスクを実行します。
タスクの結果
Automation Plan Engine は、システムの再起動を要求することなく自動的にログ・レベルの変更を組み込みます。