リリース・ノート V10.1.0 フィックス・パック 1

Remote Control フィックス・パック 1 で導入された、変更された機能または新機能と機能拡張の概要について、以下で紹介します。

Remote Control V10.1.0 フィックス・パック 1

Remote Control V10.1.0 フィックス・パック 1 で導入された機能
  • 新しいコマンド・セッション・モード

    このリリースでは、Remote ControlCommand という名前の新しいセッション モードが導入されています。このセッション・モードを使用すると、端末をエミュレートするコントローラー・インターフェースを介して、リモート・システムの制御と操作を行うことができます。コマンド・モードでは、リモート・ユーザーの操作を中断することなく、リモート・システムを操作できます。この機能は、操作の中断が望ましくない状況で役立ちます。また、コマンド・モードでは、コントローラーを操作しているユーザーがリモート・システム・デスクトップにアクセスできません。

    新しいセッション・モードは、このセッション・モードでの作業中にコントローラーが提供する自動機能を活用して問題を特定する際に役立ちます。コマンド・モードのときに実行される操作は、監査のためにオプションでサーバーに保存できます。wrcmdpcr コマンド・ライン・インターフェースを使用しているお客様は、運用を継続するために、特定のアップグレード順序 (サーバーを最後にアップグレードする場合) に従う必要があります。

    詳しくは、製品資料を参照してください。

  • 無人ターゲットの初期セッション・モードの選択

    フィックス・パック 1 を使用すると、Remote Control は無人ターゲットとのセッションを任意のセッション・モードで開始できます。以前は、アクティブ・モードの場合のみセッションを開始できました。セッションが確立されると、以前と同様にセッション・モードを変更できます。

  • MacOS 上の複数のコントローラー・インスタンス

    フィックス・パック 1 を使用すると、Remote Control は、他のプラットフォームと同様に、macOS ターゲット上で複数のコントローラー・インスタンスを起動できます。