トンネル接続の構成

このタスクについて

ターゲットをサーバーに接続する他の方法がない場合、トンネル接続により、この方法を用意します。複数のトンネル接続を定義できます。ゲートウェイは、2 つのタイプの接続をサポートしており、トンネルの各エンドに対してその 1 つを使用できます。ゲートウェイは、複数の宛先へのトンネルをサポートします。例えば、複数のカスタマーをサポートするために、Remote Control の複数のインスタンスを含む単一サイトを用意する場合があります。ゲートウェイが各接続で必要なすべての設定を検出できるよう、接続パラメーターごとに接頭部を定義する必要があります。

トンネル接続は、以下のパラメーターを使用して構成します。
ConnectionType
接続のタイプを定義します。例: tunnel.1.ConnectionType=InboundTunnel
InboundTunnel
インバウンド・トンネル接続。これは、サーバーへの接続を要求するエンドポイントからの着信接続を listen するようゲートウェイを構成するために使用します。
OutboundTunnel
アウトバウンド・トンネル接続。これは、トンネルを宛先 (例えば Remote Control サーバー) に接続するために使用します。
接続タイプでは、以下のパラメーターが使用されます。
インバウンド接続
TunnelID
TunnelID は、インバウンド接続を正しいアウトバウンド接続に関連付けるために使用されます。デフォルト値は TRCSERVER です。例: tunnel.1.TunnelID = TRCSERVER。このパラメーターはオプションです。
PortToListen
ターゲットがトンネル接続に接続するために使用する TCP ポートを定義します。このパラメーターは必須です。
BindTo
接続を作成するために使用する IP アドレスを定義します。このパラメーターはオプションです。
RetryDelay
新しい接続をゲートウェイが listen する前に待機する時間 (秒数) を定義します。このパラメーターはオプションです。
アウトバウンド接続
TunnelID
TunnelID は、インバウンド接続を正しいアウトバウンド接続に関連付けるために使用されます。デフォルト値は TRCSERVER です。例: tunnel.1.TunnelID = TRCSERVER。このパラメーターはオプションです。
BindTo
接続を作成するために使用する IP アドレスを定義します。このパラメーターはオプションです。
Destination Address
トンネル接続の宛先となる BigFix® Remote Control Server の IP アドレスを定義します。このパラメーターは必須です。
DestinationPort
BigFix® Remote Control Server が listen する TCP ポートを定義します。このパラメーターは必須です。
タイムアウト
タイムアウト時間 (秒数) を定義します。この時間が経過すると、接続試行はタイムアウトとなります。このパラメーターはオプションです。