インバウンド接続の構成

このタスクについて

ゲートウェイがエンドポイント、コントローラー、およびその他のゲートウェイからの接続を受け入れるようにするには、インバウンド接続を構成します。複数のインバウンド接続を構成できます。ゲートウェイが各接続に必要なすべての設定を検出できるように、各接続パラメーターの接頭部を定義する必要があります。

for example
 Inbound.1.ConnectionType
finance.network.ConnectionType
Connection.for.subnet.192.0.2.0.ConnectionType
注:
  1. #! は接頭部として使用しないでください。これらの文字は、プロパティー・ファイルでコメント用に予約されています。
  2. 接頭部にスペースを含める場合、 を使用してスペースをエスケープする必要があります。
    for example :  my connection.ConnectionType 
     should be defined as my\connection.ConnectionType
インバウンド接続の構成では、以下のパラメーターが使用されます。
ConnectionType
接続のタイプを定義します。Inbound に設定する必要があります。例: inbound.1.ConnectionType=Inbound
PortToListen
ゲートウェイとエンドポイントがこのゲートウェイへの接続に使用する TCP ポートを定義します。インバウンド接続を listen するためのポートです。このパラメーターは必須パラメーターです。
BindTo
このパラメーターはオプションであり、特定のネットワーク・インターフェースで着信接続を受け入れるために構成することができます。接続を作成するために使用される IP アドレスを定義します。例: inbound.1.BindTo=192.0.2.1 デフォルトは 0.0.0.0 です。このパラメーターはオプション・パラメーターです。
AllowGateways
他のゲートウェイがこの接続に接続できるかどうかを決定します。このパラメーターはオプションです。
True
ゲートウェイに対しこの接続への接続を許可します。この値はデフォルト値です。
False
ゲートウェイに対しこの接続への接続を許可しません。
AllowEndpoints
他のエンドポイントがこの接続に接続できるかどうかを決定します。このパラメーターはオプションです。
True
エンドポイントに対しこの接続への接続を許可します。この値はデフォルト値です。
False
エンドポイントに対しこの接続への接続を許可しません。
RetryDelay
コントロール接続の確立を試行する間隔を秒単位で定義します。このパラメーターはオプションです。デフォルトは 45 秒です。
パスフレーズ
必要に応じて、認証に使用する秘密のパスフレーズをリモート・ゲートウェイに対して要求するようにゲートウェイを構成できます。このパラメーターはオプションです。セキュリティーを確保するために、ゲートウェイの起動時にパスフレーズが自動的に暗号化されます。