スキャナー、ツール、アクションのアップグレード
サーバーのアップグレード・プロセスの一環として、BigFix Inventory スキャナー、ツール、アクションをアップグレードします。
始める前に
BigFix Inventory バージョン 11.0.1.0 では、変更によりリリースの下位互換性が失われているため、スキャナーのデプロイメント・パスは異なっています。過去および新しいデプロイメント・パスをサポートするため、複雑さを管理するスキャナー・ラッパーを導入しました。BigFix Inventory バージョン 11.0.1.0 より、分析および Fixlet は、スキャナー・ラッパーを介してのみ新旧のスキャナーを参照します。スキャナー・ラッパーは、「Install or Upgrade Scanner」Fixlet の一部であり、スキャナーが更新されるたびに更新されます。
- BigFix Inventory サイトを更新したら、次のワンタイム・アクションを実行します。関連するすべてのエンドポイントに対して、スキャナー 11.0.0 (9.2.35) 以前のスキャナー・ラッパーを作成します。
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スキャナーをバージョン 11.0.1 にアップグレードする前にまずアクションをアップグレードしてください。
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以前と同様にアップグレード・プロセスを続行します。
このタスクについて
- VM Manager toolを最新バージョンにアップグレードします。
- BigFix コンソールで、「Fixlet とタスク」に移動します。
- 「VM マネージャー・ツールのバージョンへの更新」の番号を選択して、「アクションの実行」をクリックします。
- VM マネージャー・ツールがインストールされているコンピューターを選択し、「OK」をクリックします。
- 「 ソフトウェア・スキャンの開始」 、「ソフトウェア・スキャン結果のアップロード」などのアクションを再始動して、改善や新機能を活用することをお勧めします。その他の Fixlet と更新されたアクションのリストについては、『リリース・ノート』を参照してください。「 ソース公開日 」から、更新されたアクションを確認することもできます。注:
このステップは必須です。古いアクションは、バージョン 11.0.1.0 以降に更新されたスキャナーでは機能しません。 - サポートされているオペレーティング・システムで BigFix Inventory スキャナーを更新します。新しいスキャナー・リリースには、セキュリティー修正、ユーザーの環境で検出された問題の修正、または使用したい新機能が含まれます。スキャナーを最新バージョンに更新してください。各バージョンのスキャナーで導入された変更について詳しくは、『リリース・ノート 』を参照してください。
スキャナーを更新するには、以下のステップを実行します。
- BigFix コンソールで、「アクション」に移動します。
- 更新された Fixlet によって開始されたアクションを探し、各アクションを右クリックして「アクションの停止」をクリックします。
- BigFix コンソールで、「Fixlet とタスク」に移動します。
- 「スキャナーのインストールまたは更新」を選択し、「アクションの実行」をクリックします。
- 関連するすべてのコンピューターを選択し、「OK」をクリックします。
- 更新済みバージョンの Fixlet を実行します。