データ・ハーベスティング

ハーベスティング・プログラムは、ハーベスティング・ツールの範囲 で説明されている、ソースから情報を取得するためのスクリプトと VBScript の組み合わせで記述されています。

抜き取られたすべてのデータは、Fixlet から実行される場合には <BigFix client folder>\LMT\HARVESTER に、スクリプトを使用して実行する場合には独立したスクリプト・フォルダーに保存されます。

以下にさまざまなスキャナーについて説明します。
メイン
このモジュールは他のサブモジュール・スキャナーを順番に呼び出し、各ステップが実行されるようにします。
スキャナー
  1. アンインストール・レジストリをスキャンする、レジストリ・スキャナー
  2. Windows タスク・マネージャからのデータを対象としたプロセス・スキャナー
  3. デスクトップ・ショートカットとピン留めされたアプリケーション、ならびにスタート・メニューのためのショートカット・スキャナー
  4. Windows サービスのデータを対象としたWindows サービス・スキャナー
  5. ポイント 1 ~ 5 で示されている情報を含むすべての実行可能ファイル、ならびに実行可能ファイルにある readme/license ファイルを対象とした実行可能スキャナ
  6. アップローダーは JSON ファイルとエラーログを圧縮して、BigFix Archive Manager によって圧縮されたファイルを BigFix サーバーにアップロードし、その後に出力ファイルとログを削除します。
注:
  • 出力された JSON ファイルは C:\<parent folder of client>\ BESData\Harvester\ で生成され、そのログは C:\<parent folder of client>\ BESData\Harvester\Logs で収集されます。
  • ハーベスターを実行すると、C:\<parent folder of client>\ BESData\Harvester\の内容が削除された後に、最初から実行がスタートします。
  • プログラムはエンドポイントに配置され、Fixlet に埋め込まれています。ハーベスティング・ツールは、独立したプログラムとしても実行できます。
  • ハーベスターがパラメーターのない状態で、手動で個別に実行されると、実行は最初から行われることになります。このスクリプトは、圧縮ファイル内にタイムスタンプが押されています。