グローバル・スキャン・オプションの変更

グローバル・スキャンの動作を環境セットアップ・タスクのポップ・ボックスで制御するか、Solaris および AIX® チェックリストでセキュリティー・チェックリストをデプロイおよび実行できます。

UNIX コンテンツには runme.sh のグローバル・スキャン・スクリプトの一部が含まれ、フル・システム・スキャンの実行に使用されます。このスキャンの結果は複数のスクリプトで使用されます。このスクリプトにより、単一システムで一連のチェック項目を評価する場合に、フル・システム・スキャンを複数回実行しなくても済むようになります。この機能では Endpoint Manager を効率化し、構成スキャン中のシステムへの影響を抑えることができます。

1. パラメーターとその説明
パラメーター 説明
EXCLUDEFS スキャン対象から除外する特定のファイル・システムのリスト。このリストは検索から除外するすべてのファイル・システム・タイプのスペース区切りリストにする必要があります。

デフォルトで、グローバル検索スクリプトにより以下のファイル・システム・タイプが検索から除外されます。

  • devpts
  • tmpfs
  • cdrfs
  • procfs
  • ctfs
  • fd
  • hsfs
  • proc
  • mntfs
  • smbfs
  • iso9660
  • nfs3
  • nfs4
  • nfs
  • msdos
  • nfsd
  • rpc_pipefs
  • binfmt_misc
  • sysfs
  • sharefs
EXCLUDEMOUNTS スキャン対象から除外する特定のマウント・ポイントのリスト。このパラメーターは検索から除外するすべてのファイル・システム・マウントのスペース区切りリストとして定義する必要があります。これにより、共有ファイル・システムの複数のシステムでのスキャンが回避されます。

例えば、/san という名前のストレージ・エリア・ネットワークで共有ディレクトリーに複数のシステムをマウントする場合、次のようなパラメーターでそれらを除外する必要があります。EXCLUDEMOUNTS="/san"

デフォルトでは、このパラメーターは使用されず、空の値として表されます。

EXCLUDEINODES スキャン中にファイル・システムをスキップするためのしきい値 Inode の数。

アクション・パラメーター

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