サーバーのリカバリー
サーバーのリカバリーを実行する方法。
- 新しい BigFix サーバー・コンピューターが、マストヘッド・ファイルにある同じ URL を使用してネットワークに到達できることを確認します(例:
http://192.168.10.32:52311/cgi-bin/bfgather.exe/actionsite OR http://bigfixserver.company.com:52311/cgi-bin/bfgather.exe/actionsite
)。注: 完全にリストアされる前に、BigFix クライアントが BigFix サーバーに接続して問題が発生するのを回避するために、リカバリーが完了するまで、BigFix サーバーをネットワーク上で確実に使用不可にします。 - プラグインを含め、インストールされているすべての BigFix コンポーネントを削除します。Linux 上での BigFix コンポーネントの削除について詳しくは、Linux での BigFix コンポーネントの削除を参照してください。
- 次の BigFix ファイルおよびフォルダーを削除します。
「BES*」は、接頭部とそれに続く BigFix コンポーネントの名前です (例: 「BESClient」)。/etc/opt/BES* /opt/BES* /tmp/BES /var/log/BES* /var/opt/BES*
- 以前に保存された
BFENT
とBESREPOR
を次のようにリストアします。
絶対パスを使用して保存した場合は、以下のコマンドを使用します。su - db2inst1 db2 restore db BFENT db2 restore db BESREPOR
su - db2inst1 db2 restore db BFENT from /Absolute/Path/Of/Backup/Folder db2 restore db BESREPOR from /Absolute/Path/Of/Backup/Folder
- 以前に保存されたフォルダーとファイルのみをリストアします。
/var/opt/BESClient /var/opt/BESCommon /var/opt/BESServer /var/opt/BESWebReportsServer /var/opt/BESWebUI
- 古いパスワード・ファイルを削除します。
/var/opt/BESClient/besclient.obf /var/opt/BESServer/besserver.obf /var/opt/BESWebReportsServer/beswebreports.obf
- 古い設定ファイルは、そこに含まれているカスタム設定を使用する可能性があるため、一時ディレクトリーにコピーしたうえで、削除します。
/var/opt/BESClient/besclient.config /var/opt/BESServer/besserver.config /var/opt/BESWebReportsServer/beswebreports.config /var/opt/BESWebUI/beswebuiservice.config
- WebUI がインストールされている場合は、WebUI 証明書を含む cert フォルダーを削除します。
/var/opt/BESWebUI/cert
- 同じ BigFix バージョンをダウンロードし、次のようにオプション
-reuseDb
を指定してインストールを実行します。
マストヘッド・ファイルを使用し、元のインストール・オプションで使用したものと同じパスを指定して、BigFix サーバー・コンポーネントをインストールします。./install.sh -reuseDb
- プライマリー・サーバーやマスター・サーバーをマイグレーションする場合は、サーバー・インストーラーの「データベース・レプリケーションの選択」ページで、「シングル・データベースまたはマスター・データベース」を選択し、通常どおりインストーラー画面を進めます。
- セカンダリー・サーバーやレプリカ・サーバーをマイグレーションする場合は、サーバー・インストーラーの「データベース・レプリケーションの選択」ページで、「複製したデータベース」を選択し、通常どおりインストーラー画面を進めます。
- 使用するカスタム設定をステップ 7 でバックアップした古い設定ファイルからコピーし、新しい設定ファイルにもう一度手動で追加します。
これは、ステップ 9 のインストールにより作成されたものです。/var/opt/BESClient/besclient.config /var/opt/BESServer/besserver.config /var/opt/BESWebReportsServer/beswebreports.config /var/opt/BESWebUI/beswebuiservice.config
- 適切な Fixlet を再デプロイして、元の BigFix サーバーに現在インストールされている UAImporter、BES サーバー・プラグイン・サービス、任意のプラグインまたはコンポーネントを再インストールします。