更新されたライセンスとマストヘッドの配布
BigFix を V10 にアップグレードすると、既存のライセンス証明書がすべて更新され、SHA-1 署名と SHA-256 署名の両方が使用されるようになります。
インターネットに接続している場合は、定期的な自動収集または手動での確認後に、新しいライセンスがマストヘッドとともにクライアントに配布できる状態にあることを通知するメッセージが「ライセンスの概要」ダッシュボードに表示されます。
今すぐにサーバーに確認させるには、以下の手順を実行します。
- BigFix コンソールを開きます。
- 「BigFix 管理」ドメインに移動します。
- 「ライセンスの概要」ノードをクリックします。
- 「ライセンスの更新を確認」をクリックします。BigFix デプロイメントによってライセンスに対する更新 (新しい
license.crt
ファイル) が収集されたという通知を受け取ることがあります。注: このメッセージが表示される理由としては、HCL がライセンスを更新する必要があるか、または、お客様がライセンスの更新を要求したことが考えられます。お客様がライセンスの更新を要求した場合は、サーバー・コンピューターに保存する必要がある新規license.crt
ファイルを受け取ります。
更新されたライセンスを配布し、SHA-1 署名と SHA-256 署名の両方を使用してマストヘッドとデータベース内のオブジェクトに再署名するには、スーパーユーザーとして管理ツール (Linux 上の ./BESAdmin.sh
) を実行します。
エアー・ギャップ環境の場合、ライセンスの更新は自動的には処理されません。AirgapTool ユーティリティーを使用して、HCL サイトからライセンスを取得できます。ライセンスをインポートすると、ライセンス更新が配布できる状態にあることがライセンス・ダッシュボードで通知されます。管理ツール (Linux 上の ./BESAdmin.sh
) を実行して、更新されたライセンスを配布し、マストヘッドとデータベース・オブジェクトに再署名する必要があります。
マストヘッドをクライアントに配布する方法について詳しくは、Windows サーバーからクライアントへのマストヘッドの配布および Linux サーバーからクライアントへのマストヘッドの配布を参照してください。