サイト管理者
サイト管理者の主な責務を以下に示します。
- アクション・サイト認証情報の取得とセキュリティー保護
- BigFix をインストールするために、サイト管理者は、秘密鍵の生成、HCL からのライセンス証明書の受け取り、デジタル署名と構成情報を持つマストヘッドの作成を行う必要があります。これは特殊なキーであるため、以下に示すようなサイト・レベルのタスクでのみ使用してください。
- グローバル・システム・オプションの設定
- マストヘッドの編集
- 分散サーバー・アーキテクチャー (DSA) の管理
- サーバーの準備
- BigFix サーバーがインターネットと外部通信するように、およびクライアントと内部通信するように正しくセットアップする必要があります。またサーバーが BigFix データベース (または SQL Server データベースとして使用できる別のコンピューター) をホストするように構成する必要もあります。
- 各種コンポーネントのインストール
- サイト管理者は、BigFix のクライアント・モジュール、サーバー・モジュール、リレー・モジュール、コンソール・モジュールをインストールして、最初のマスター・オペレーターの資格情報を構成します。マスター・オペレーターは、コンソールに接続して、ライセンスのサブスクリプションを定義し、サブスクライブしたサイトからコンテンツを収集して、BigFix ネットワーク、役割、および他のオペレーターを定義します。
サイト管理者は、災害対応サーバー・アーキテクチャー (DSA) で、BigFix サーバーの自動フェイルオーバーおよび自動フェイルバックを実行するための複数の BigFix サーバーのセットアップと管理を行います。
- サーバーの保守
- BigFix サーバーは、SQL Server データベースといくつかの特定のサービス (診断ツールや管理ツールの実行など) を実行します。Fixlet テクノロジーを使用して、アップグレードやフィックスなどの標準的なメンテナンス・タスクが管理されます。これらのタスクは、サイト管理者が手動で実行することもできます。
日常的なコンソール操作を実行するために、サイト管理者はマスター・オペレーター・キーを作成する必要があります。
サイト管理者は以下を実行できません。
- BigFix コンソールにアクセスします。
- インストール時に作成されたオペレーター以外のオペレーターの作成。
- BigFix WebUI にアクセスします。
- BigFix 照会の実行。