サーバー・オブジェクト ID
BigFix サーバーは、Fixlet、タスク、ベースライン、プロパティー、分析、アクション、ロール、カスタム・サイト、コンピューター・グループ、管理権限、サブスクリプションなど、作成するオブジェクトの一意の ID を生成します。
これらの ID は、プラットフォーム・データベースに 32 ビット・フィールドとして保管されます。次に例を示します。
- ActionID
- FixletID
- ID
- ContentID
- RoleID
ID はコンソール、Web レポートおよび WebUI インターフェースに表示され、REST API および AdminTool や PropertyIDMapper などのツールで使用されます。
現行の実装の前は、1 つのサーバーに使用可能なオブジェクト ID の最大数は 16.777.215 であったため、使用可能な DSA サーバーの最大数は 256 でした。
オブジェクト ID の上限に達するのを避けるために、Fixlet、タスク、ベースラインなどを作成する際、オブジェクト ID に使用されるビットは次のように再配置されます。
|_x__|___y__|____________z____________|
各部の意味は以下のとおりです。
- x = 3 ビットで、そのうち 2 ビットはカウンターに使用されます (最初のビットは、エージェントの内部処理に使用されます)
- y = サーバー ID (以前の 8 ビットではなく 5 ビット)
- z = カウンターの最初の 24 ビット (不変)
このようにして、使用可能なオブジェクト ID の数が 1.627.389.951 に増加し、結果として使用可能な DSA サーバーの数は 32 に減少しました。
このソリューションには、32 ビットのオブジェクト ID を保持して、下位互換性の問題を回避するという利点があります。