リソースの例
具体的な一部の例。
例 1
この例では、c:\log
フォルダー内のすべてのファイルと c:\myapp
フォルダー内のすべての .ini ファイルを、1 時間に 1 回収集します。サイズが 1,000,000 バイトを超える場合には、異なる部分だけを送信し、アーカイブは送信しないようにします。これを設定するには、BigFix コンソールで以下の設定を作成します。
_BESClient_ArchiveManager_FileSet-(Log) = c:\log
_BESClient_ArchiveManager_FileSet-(Ini) = c:\myapp\*.ini
_BESClient_ArchiveManager_OperatingMode = 1
_BESClient_ArchiveManager_Interval_Seconds = 3600
_BESClient_ArchiveManager_SendAll = 0
_BESClient_ArchiveManager_MaxArchiveSize = 1000000
例 2
この例では、上記と同じファイル・セットだけでなく、クライアント・コンピューターから一部の有用な属性 (取得したプロパティー) も収集する必要があります。カスタム・アクションを使用すると、これらの属性を生成して、完了時にアーカイブをトリガーできます。使用する設定は上記と同じですが、次のように操作モードを 2 に設定して、archive now アクション・コマンドを有効にします。
_BESClient_ArchiveManager_OperatingMode = 2
ここで、カスタム・アクションを作成して、収集する属性を指定します。例えば、オペレーティング・システム、コンピューター名、および DNS 名をログ・ファイルに追加する場合には、次のようなカスタム・アクションを作成します。
appendfile {"System:" & name of operating system}
appendfile {"Computer:" & computer name}
appendfile {"DNS name:" & dns name}
delete "c:\log\properties.log"
copy __appendfile "c:\log\properties.log"
archive now
appendfile コマンドにより、__appendfile という名前の一時テキスト・ファイルが作成されます。このコマンドを呼び出すたびに、指定したテキストがこの一時ファイルの末尾に付加されます。
delete コマンドと copy コマンドは、古いログ・ファイル (存在する場合) を消去し、__appendfile をログにコピーします。これにより、新しい properties.log ファイルが作成されることになります。OperatingMode が 2 に設定されている限り、archive now コマンドによって、アーカイブがすぐに作成されます。
選択した任意のスケジューリングを使用して、このアクションのターゲットを BigFix クライアントの任意のサブセットにすることができます。この方式のバリエーションを使用して、毎晩の差異部分の送信に加えて、週に一度の完全アーカイブを実行できます。