Fixlet サイトからのすべてのファイルの転送
Fixlet サイトからファイルを転送するには、以下の手順を実行します。
- ダウンロードの収集元となるサイトの
efxm
ファイル (BES Asset Discovery.efxm
など) を探します。 - 以下のコマンドを使用して BES Download Cacher ユーティリティーを実行します。
BESDownloadCacher.exe -m BES Asset Discovery.efxm -x downloads
注: このコマンドの実行は、Fixlet サイトで参照されているすべてのファイルがダウンロードされてダウンロード・フォルダーに格納されるため、非常に長時間かかる可能性があります。ダウンロード・フォルダー内にすでに存在しているファイルについては、もう一度ダウンロードされることはありません。ファイルは、その sha1 チェックサムを使用して名前が付けられます。 - ダウンロードが終了したら、ダウンロード・フォルダーの内容 (フォルダーではなく、ファイルのみ) をメインの BigFix サーバーの sha1 フォルダーにコピーします。sha1 フォルダーのデフォルト・ロケーションは以下のとおりです。
- Windows システムの場合:
%PROGRAM FILES%\BigFix Enterprise\BES Server\wwwrootbes\bfmirror\downloads\sha1
- Linux システムの場合:
/var/opt/BESServer/wwwrootbes/bfmirror/downloads/sha1
注: BES Download Cacher ユーティリティーを後で実行する場合は、ファイルの変更時刻を調べて、どのファイルが最新かを確認することができます。この方法では、毎回すべてのファイルをコピーするのではなく、最新のファイルだけをメインの BigFix サーバーに転送します。 - Windows システムの場合:
場合によっては、メインの BigFix サーバーによってキャッシュからファイルが削除されないように、サーバー上のキャッシュのサイズを増やす必要があります。BES Download Cacher ユーティリティーを実行してキャッシュのサイズを増やすには、以下のコマンドを使用します。
BESDownloadCacher.exe -c 1024
キャッシュのデフォルト・サイズは 1024 MB です。
注:
-c
オプションは、BES Download Cacher ユーティリティーを実行するシステムに BigFix サーバーまたはリレーがインストールされている場合にのみ使用します。BigFix コンポーネントがインストールされていない場合は、キャッシュが無制限になります。これらのファイルが BigFix サーバーの sha1 フォルダーにキャッシュされた後で、ダウンロード済みファイルを参照する Fixlet メッセージ内のアクションをクリックすると、これらのファイルが自動的に BigFix リレーと BigFix クライアントに配信されます。ファイルがキャッシュされていない状態でアクションを適用すると、BigFix コンソールから「Waiting for Mirror Server
」という状況が返されます。