App-V パッケージの配布
App-V クライアントがインストールされたエンドポイントに、App-V パッケージをスタンドアロン・モードでデプロイします。
完全な App-V パッケージには、以下のファイルが含まれています。
- シーケンスされたアプリケーションのデータを含む
.sftファイル。 - App-V パッケージ内の各アプリケーションの
.osdファイル。 - App-V パッケージ全体に関する情報が含まれる
manifest.xmlファイル。 - エンドポイントにアプリケーションを表示する際に使用されるアイコン・ファイル。
以上のファイルがまとめてパッケージ化されている場合、「ソフトウェア配信」ダッシュボードは、App-V クライアントがインストールされているエンドポイントに対して (ストリーミング・サーバーを経由せずに) スタンドアロン・モードで App-V パッケージをデプロイするデフォルトのインストール・コマンドを生成します。
App-V のシーケンサーは、
.msi ファイルを生成することもできます。このファイルは、以下の条件が満たされた場合に、「ソフトウェア配信」ダッシュボードを使用してパッケージをデプロイおよびインストールするために使用できます。- 上で説明したように、MSI に App-V パッケージ内の他のすべてのファイルが付属している。
- App-V クライアントがエンドポイントにすでにインストールされている。
- App-V クライアントの「AllowIndependentFileStreaming」設定が有効になっている。
- App-V がスタンドアロン構成 (ストリーミング・サーバーなし) で実行される場合、App-V クライアントの「RequireAuthorizationIfCached」設定値が 0 に設定されている。それ以外の場合は、アプリケーションをインストールする。ただし、アプリケーションがストリーミング・サーバーに接続できなかった場合は失敗する。
これらの条件は、タスクの関連度によってテストされます。ただし、パッケージをデプロイする前に、スタンドアロン・モードでパッケージを作成する必要があります。