9.2.2 から使用可能です。顧客ごとに別々にソフトウェアを管理して監査スナップショットを生成するには、顧客を表すコンピューター・グループを BigFix Inventory で作成します。
始める前に
BigFix コンソールでコンピューター・グループを作成済みの場合は、インポートを実行して、それらのグループの情報が BigFix Inventory で使用できるようにします。
手順
- BigFix Inventory にログインします。
- Bank ABC が使用するソフトウェアがインストールされたすべてのコンピューターを含むコンピューター・グループを作成します。
- 上部のナビゲーション・バーで、をクリックします。
- コンピューター・グループを作成するには、「新規」をクリックします。
- コンピューター・グループの名前を指定します。
例えば、Bank ABC とします。
- オプション: コンピューター・グループの説明を入力します。
- このグループに属するコンピューターが満たす必要がある基準を指定します。
BigFix コンソールでコンピューター・グループを作成済みの場合、「データ・ソース・グループ」、「次のセットに含まれる」を選択し、該当する BigFix コンピューター・グループを選択します。ここでは、Bank ABC を選択します。
制約事項: 指定されたフィルターによって返されるデータのサイズが 1 MB を超えることはできません。
-
9.2.8 「タイプ」セクションから、「レポート作成」を選択します。
-
このコンピューター・グループ内の使用状況を計算するライセンス・メトリックを選択します。
-
データの計算対象とする日数を指定します。
この数は、
「すべてのメトリック」レポートに表示されるデータが計算されて最新状態になるデフォルトの期間になります。
例えば、30 日に設定した後に、過去 90 日間のレポートを表示した場合、レポートには以下のデータが表示されます。
- 新規に作成したコンピューター・グループのレポートを表示した場合、レポートには、過去 30 日間の値が表示され、残りの期間は空です。
- 既存のグループのレポートを表示した場合、値が古い可能性があります。
いずれの場合も、データを再計算してください。
- グループを保存するには、「作成」をクリックします。
- 残りの顧客用のコンピューター・グループを作成します。
- オプション:
すべてのコンピューターについての集合スナップショットは必要ないが、各コンピューター・グループの個別の監査スナップショットが必要な場合、「すべてのコンピューター」グループを開き、「PVU および RVU MAPC」をクリアします。次に、「保存」をクリックします。
- BigFix Inventory でコンピューター・グループを使用できるようにするには、スケジュールされたインポートを待機するか、インポートを手動で実行します。
- オプション: 顧客に BigFix Inventory へのアクセス権限を付与している場合、 または、各顧客のアカウントが別々の担当者によって管理されている場合は、それぞれが 1 つのコンピューター・グループへのアクセス権限を持つ、専用の BigFix Inventory ユーザーを作成します。
- ユーザーを作成するために、に移動し、「新規」をクリックします。
- このユーザーに割り当てる 1 つ以上の役割を選択します。
制約事項: 各ユーザーが、自身が使用するコンピューターのみに関する情報へのアクセス権限を持つようにするには、 ユーザーに管理者役割を割り当てないでください。デフォルトでは、この役割は「すべてのコンピューター」グループに対するアクセス権限があります。そのため、この役割が割り当てられたユーザーは、インフラストラクチャー内のすべてのコンピューターに関する情報を表示することができます。
- 顧客にアクセス権限を付与するコンピューター・グループを選択します。
- 認証方式を選択します。「パスワード」を選択した場合、パスワードを入力して確認します。
- 「作成」をクリックします。
タスクの結果
それぞれが 1 人の顧客の専用であるコンピューター・グループを作成し、それらのグループにアクセスできるユーザーを作成しました。顧客ごとに別々にソフトウェアを管理して監査スナップショットを生成できます。また、顧客に専用ユーザーの資格情報を通知して、自分自身でソフトウェアの管理およびスナップショットの生成を実行させることができます。