クラウドまたはローカルのライセンス・サーバーを使用して、フローティング・ライセンスを設定します。

フローティング・ライセンス・サーバーはクラウドに配置することができます。しかし、使用しているマシンがインターネットにアクセスできない場合や、独自のライセンス・サーバーが必要である場合は、自ネットワーク上のマシンにローカルにサーバーを配置することができます。

このタスクについて

プロキシーおよびファイアウォール: プロキシーを Windows で定義している場合、AppScan はそれを使用してドメインにアクセスします。プロキシーで認証が必要な場合は、ポップアップが表示されるため、有効な資格情報を入力する必要があります。
  • クラウド・ライセンス・サーバー: AppScan は次のドメインにアクセスできる必要があります: cls.hcl-software.com
  • ローカル・ライセンス・サーバー: AppScan はローカル・ライセンス・サーバーの作成に使用されたポートにアクセスできる必要があります。Windows プロキシーまたはファイアウォールによってブロックされていないことを確認します。

クラウド・ライセンス・サーバー

このタスクについて

AppScan Standard でクラウド・ライセンスを構成する手順。

手順

  1. 招待に表示される E メール・アドレスを使用して My HCLSoftware (MHS) にログインします。初めてログインする場合は、「サインイン」ページの「HCLSoftware ID の登録」リンクを使用して HCLSoftware ID を作成する必要があります。
    注: すべての FlexNet Operations Portal (FNO) ユーザーが MHS ポータルに自動的に追加されます。
  2. 次の手順に従い、デプロイメントを作成します。
    1. ナビゲーション・バーで、「デプロイメント」をクリックします。
    2. 「デプロイメントの追加」ダイアログで、デプロイメントに固有の名前 (100 文字まで) を入力し、ドロップダウン・リストからデプロイメント・タイプ「HCL AppScan Standard/Source」を選択します。
    3. 「フィンガープリント (オプション)」フィールドを無視して、「デプロイメントの追加」ボタンをクリックします。
    4. 使用しているアカウントに基づいて、すべての使用権の一覧が表示されます。必要に応じて使用権を割り振るためには、ライセンスの数を追加し、「すべての変更を保存」をクリックします。
    5. トップ・ナビゲーション・メニューまたはブレッドクラム・ナビゲーションから「デプロイメント」をクリックします。デプロイメントが作成されたことを確認できます。
  3. ライセンス・サーバーのアクティブ化:
    1. 「アクションの選択」ドロップダウンから、「ライセンス・サーバーのアクティブ化」を選択します。
      注: または、新しく作成したデプロイメントに移動し、三点メニューをクリックして、「ライセンス・サーバーのアクティブ化」をクリックします。
    2. 「クラウド: 新しいプールの作成」というラジオ・ボタンを選択します。
    3. 「ライセンス・サーバーのアクティブ化」をクリックします。
    4. コピー・ボタン をクリックして、URL をコピーし、後で使用するために保存します。
  4. AppScan でクラウド・ライセンス・サーバーを構成します。
    1. AppScan Standard で、「ヘルプ」 > 「ライセンス」をクリックします。
    2. 「ライセンスの構成」をクリックします。
    3. ライセンス・サーバー (クラウドまたはローカル) を選択し、ステップ 3d でコピーした URL を「サーバー URL」に貼り付けて、「保存」をクリックします。
    ライセンスは緑色のチェック・マークと確認メッセージ「ライセンスが正常に構成されました」によって確認されます。
    注:
    • AppScan ライセンスの終了日*は UTC での日時に従います。*終了日: 複数の使用権がある場合、表示される終了日は最も早い終了日です。
    • 何らかの理由で AppScan がライセンス・サーバーにアクセスできない場合、AppScan が最後にサーバーに接続したときから最大 3 日間の猶予期間の間、ライセンスを使用できます。

クラウド・ライセンス・サーバー - チュートリアル

このタスクについて

クラウド・ライセンス・サーバーのセットアップに関するビデオ・チュートリアル。
重要: このビデオには、最新の製品アップデートが反映されていない場合があります。最新の情報については、最新のマニュアルを参照してください。

ローカル・ライセンス・サーバー

このタスクについて

AppScan Standard でローカル・ライセンスを構成する手順。

手順

  1. HCL Local License Server の管理」ページの指示に従って、次のタスクを実行し、最新バージョン (バージョン 5.1 以降) の HCL Local License Server (LLS) をダウンロードしてインストールします。
    1. システム要件: 使用しているシステムが HCL ローカル・ライセンス・サーバー (LLS) 製品をインストールするためのハードウェア要件、ソフトウェア要件、オペレーティング・システム要件を満たしているかどうかを確認します。
    2. プリインストール・タスク: LLS インストーラー・パッケージをダウンロードします。パッケージには、フィンガープリントの生成に使用するプログラムと、インストールの実行に必要な自己署名 TLS 証明書が含まれています。ダウンロードしたライセンス・ファイルを保存します。後に AppScan Standardローカル・ライセンス・サーバーを構成する際、poolID を取得するためにこのファイルが必要になります。
    3. HCL ローカル・ライセンス・サーバー のインストール: プリインストール・タスクがすべて完了したら、HCL ローカル・ライセンス・サーバー (LLS) のインストールを開始できます。その後、HCLSoftware 製品のライセンスを管理できます。
    4. HCL ローカル・ライセンス・サーバー のインストールの確認: HCL ローカル・ライセンス・サーバー (LLS) をインストールした後、LLS がアクセス可能であることを確認する必要があります。この URL <https://FQDNhostname:LLSport/v1/licensepools/poolID> は、AppScan Standardローカル・ライセンスを構成するときに必要になるので書き留めてください。
    注: これらのリンクは、HCL ローカル・ライセンス・サーバー (LLS) バージョン 5.2 を参照しています。新しいバージョンが利用可能になったら、最新のリリースをダウンロードし、最新情報についてはそのマニュアルを参照してください。
  2. 次の手順に従い、AppScan でローカル・ライセンス・サーバーを構成します。
    1. AppScan Standard で、「ヘルプ」 > 「ライセンス」をクリックします。
    2. 「ライセンスの構成」をクリックします。
    3. 「ライセンス・サーバー (クラウドまたはローカル)」を選択し、ローカル・ライセンス・サーバーのインストール時に取得した URL を次の形式で入力します。https://FQDNhostname:LLSport/v1/licensepools/poolID。この URL の次の値を置き換えて、「保存」をクリックします。
      • FQDNhostname は LLS ホスト・マシンの FQDN です
      • LLSport はフィンガープリント生成時に指定したポート番号です
      • poolID は使用するデプロイメントの一意の ID です。プール ID は、installed_directory/logs/hcl_lls_pools.log ファイルで、または API エンドポイント (https://FQDNhostname:LLSport/v1/licensepools) を使用して確認できます。
      ライセンスは緑色のチェック・マークと確認メッセージ「ライセンスが正常に構成されました」によって確認されます。
      注:
      • AppScan ライセンスの終了日*は UTC での日時に従います。*終了日: 複数の使用権がある場合、表示される終了日は最も早い終了日です。
      • 何らかの理由で AppScan がライセンス・サーバーにアクセスできない場合、AppScan が最後にサーバーに接続したときから最大 3 日間の猶予期間の間、ライセンスを使用できます。

ローカル・ライセンス・サーバー - チュートリアル

このタスクについて

ローカル・ライセンス・サーバーのセットアップに関するビデオ・チュートリアル。
重要: このビデオには、最新の製品アップデートが反映されていない場合があります。最新の情報については、最新のマニュアルを参照してください。