レポート・エディター

レポート・エディターを使用して、カスタム・レポートまたはテンプレートを編集したり、新規レポートを作成したりできます。カスタム・レポートには、検出結果情報、コード・スニペット、AppScan® Source trace、修復コンテンツ、脆弱性マトリックスなど、検出結果レポートで使用可能なすべての項目が含まれます。新規レポートの設計を開始する前に、既存のレポート・テンプレートをレポート・エディターで変更してみることで、レポート作成のプロセスをよく理解しておくことをお勧めします。

レポート・エディターは、「レポート・レイアウト」、「カテゴリー」、および「プレビュー」の各タブで構成されます。

  • レポート・レイアウト: レポートの外観を設計します。レイアウトでは、AppScan® Source レポート要素を追加、削除、および再配列します。
  • カテゴリー: カテゴリーを作成して編集します。カテゴリー は検出結果のグループです。カテゴリーは、レポートに含める検出結果、それらの検出結果のグループ化方法、およびグループ化順序を識別します。
  • プレビュー: 編集時に現在の評価に関するレポートを確認します。

3 つのタブには、次の共通フィールドが含まれます。

  • ファイル: 保存されたグループ化ファイル (読み取り専用) のパス。ファイルが保存されるまでこのフィールドには何も表示されません。保存すると、グループ化ファイルはレポートを定義する XML ファイルになります。
  • 名前: ユーザー定義レポート名。

カスタム・レポートを保存する、開く、作成する、コピーする、および生成するためのツールバー・ボタンを以下に示します。

  • 新しいレポートの作成 (Create a new report): 新しいカスタム・レポートを作成します。
  • 既存のレポートからの新しいレポートの作成 (New report from existing): 既存のレポート・テンプレートから新しいカスタム・レポートを作成します。
  • 保存されたレポートを開く (Open a saved report): 編集するグループ化ファイルを開きます。
  • 保存: 現在のレポートを指定されたファイルに保存します。
  • 名前を付けて保存: 現在のレポートを新しいファイルに保存します。
  • このレポートのインスタンスの生成 (Generate an instance of this report): 現在開いている評価に関するレポートのコピーを作成します。
ヒント: 既存のレポートのサンプルを表示するには、「既存からの新規レポート」 をクリックし、AppScan® Source のいずれかのレポート・テンプレートを選択します。テンプレートの「レポート・レイアウト」タブと「カテゴリー」タブで、レポートの設計方法を確認できます。