コマンド行からの Automation Server ログイン資格情報の指定

インストール・プロセス時に Automation Server ログイン資格情報を指定しなかった場合は、インストール後に、AppScan® Source ユーザーとして実行するように Automation Server を構成する必要があります。

このタスクについて

このタスク・トピックでは、
  • <install_dir>AppScan® Source インストールの場所です
  • user_id は、Automation Server が要求を処理するときに認証するユーザーです。ユーザーは、必要な許可とともに AppScan® Source で定義される必要があります。
    注: そのユーザーがまだ存在しない場合は、ユーザーをインストール・パネルまたはコマンド・ラインで指定し、(インストール後に) AppScan® Source for Analysis または AppScan® Source command line interface (CLI) を使用してそのユーザーを手動で作成する必要があります。コマンド行で新規ユーザーを作成するには、newuser (nu) コマンドを使用します。新規ユーザーを作成するときには、必ず、Automation Server ログインに指定したものと同じユーザー名およびパスワードを指定してください。その他の設定 (許可など) は、必要に応じて指定することができます。
  • password はユーザー・パスワードです。
  • --persist オプションは、ログイン資格情報をディスクに保持し、指定したユーザー名およびパスワードで暗号化鍵ファイルを作成します。
  • Windows のみ:common_name は CAC 共通名 (CN) です。
  • Windows のみ:cn_certificate は、証明書発行者の CN です。

手順

  • Windows システムの場合:
    • AppScan® Enterprise Server 認証方式がユーザー ID とパスワードの場合、次のコマンドを発行します。
      <install_dir>\bin\ounceautod.exe -u <user name> -p <password> --persist
    • AppScan® Enterprise Server が Common Access Card (CAC) 認証に対して有効になっている場合、次のコマンドを入力します。
      <install_dir>\bin\ounceautod.exe -u <common_name<cn_certificate>> --persist
      注: common_name または cn_certificate にスペースが含まれる場合、値を引用符 ("common_name<cn_certificate>") で囲みます。
  • Linux システムの場合:
    1. <install_dir>/bin(<install_dir>AppScan® Source インストールの場所です) を含めるように LD_LIBRARY_PATH を変更します。例えば、次のようにします。
      export LD_LIBRARY_PATH=/opt/hcl/appscansource/
      bin:$LD_LIBRARY_PATH
    2. 次のコマンドを発行します。
      <install_dir>/hcl/appscansource/bin/ounceautod 
                     -u <user_id> -p <password> --persist
  • /Applications/AppScanSource.app/bin を見つけ、次のコマンドを実行します。
    ounceautod.exe -u <user_id> -p <password> --persist

タスクの結果

指定したログイン資格情報がディスクに保存されます。