レポート・データのグループ化
レポート結果を異なるデータ・セット (ページ、コンテキスト、または IP アドレス) でグループ化すると、レポート・データが分析ニーズにさらに近づきます。
始める前に
Learn more about grouping:
- レポート結果をデータ・セットでグループ化した後は、問題の「グループ」をプレビューして、修正の必要があるものを把握できます。問題の 3 つのインスタンスが表示されますが、プレビューを詳細に表示して、リスト全体を確認することができます。グループ内の個々の問題のチェック・ボックスが強調表示されて、問題を個別に選択または管理することはできないがグループとしては可能であることが示されます。問題管理は実際には各インスタンスに対して実行しますが、このグループ化によって group of issues をすべて一度に迅速に管理できます。次回のデータのスキャン時に、グループ内で新たな問題が検出された場合、レポートにグループが再表示されます。例えば、「リンク切れ」レポートでページごとにグループ化して、ページ A に 17 個のリンク切れがあるとします。このページの 17 個のリンク切れをすべて修正し、問題の「グループ」(つまりページ A) に「修正済み」のマークを付けます。次にスキャン・ジョブを実行したときに、そのページに別のリンク切れが検出された場合、「リンク切れ」レポート結果にその「グループ」(つまりページ A) が再表示され、単一の新たな問題のみが示されます。
- 管理またはエクスポートする問題を 1 つ選択したが、結果には複数のインスタンスが選択された状態で表示される場合があります。これは、その問題が実際には複数のスポット (通常はフレーム) で出現していることが、スキャン・ジョブで検出されたためです。
- スキャン・ジョブでは、データ・セットに対して最後に行ったグループ化が記憶されます。そのため、再度レポートにアクセスすると、最後に表示したときの結果が表示されます。
- サイトの構造化方法。例えば、サイトがページ・ベースである場合、「ページ」でグループ化します。サイトがフレームを使用している場合、「ページ・コンポーネント」でグループ化します。(サイトがフレームを使用している場合、HCL® ソフトウェア・サービスまたは製品管理者は、ユーザーが使用可能なレポート結果のグループ化に使用できる「ページ・コンポーネント」データ・セットを作成できます。)
- レポート内には以下の 3 つの重要な数があります。
- 固有の問題 - レポート内の固有の問題 ID の数
- 公開された問題 - Web サイトまたはアプリケーションをナビゲートするユーザーが経験した問題の数
- 問題が含まれるページ
手順
- グループ化するレポート・データ・セットを選択するには、関連するレポートに移動し、「グループ」タブを選択します。レポート結果は以下の 2 つの方法でグループ化できます。
- 「概要」タブ:「概要」ステートメントには、ユーザーが抱える問題が要約されます (例えば、Y web applications using X technologies のように記述)。また、基本的なグループ化が提供されます。概要文中の強調表示された数字をクリックすると、そのデータ・セットでグループ化されたレポート結果が表示されます。
- 「グループ」タブ:「グループ」タブでは、レポートで利用できるさまざまなデータ・セットによって詳細にグループ化できます。これらのデータ・セットの多くはすべてのレポートで共通ですが、固有のものもあります。
- グループ化されたレポート結果セット内の問題をプレビューするには、以下のようにします。
- リストからレポート・データ・セットを選択し、「適用」をクリックします。この問題の表示が反映されるよう、レポート結果が最新表示されます。
- 関連するレポートに移動し、プレビューするグループを展開します。画面が最新表示され、グループ内の最初の 3 つの問題が表示されます。問題が 3 個より多い場合、プレビュー・リストの最後の問題の下に合計が表示されます。
- リストをすべての数まで詳細に表示するには、「合計 X 項目」をクリックします。この問題の表示が反映されるよう、レポート結果が最新表示されます。これで、このグループがフィルタリングされました。