ZIE サーバー状況での作業
サービス・マネージャーが実行中であるかどうかを判別するには、Java プログラム NCServiceManager (スクリプト NCServiceManager-OS400.sh で開始) が実行されているかどうかを確認する必要があります。このため、サーバー状況を確認する方法は、サービス・マネージャーを開始した方法によって異なる場合があります。
上記の例では、サービス・マネージャーは NCServiceManager-OS400.sh スクリプトを実行するジョブを実行依頼することによって開始されています。したがって、以下の 2 つの方法で状況を確認できます。
- WRKACTJOB コマンドを使用して状況を確認します。
- 以下のコマンドを入力します。
これにより、アクティブ・ジョブのリストが表示されます。WRKACTJOB - 「アクティブ・ジョブの処理」メニューに、Z and I Emulator for Web サービス・マネージャー・ジョブが機能名 JVM-NCServiceM でリストされます。PageDown ボタンまたは PageUp ボタンを使用して、このジョブ項目までメニューをスクロールダウンし、ジョブを「処理..」するための適切なオプション番号 (通常はオプション 5) を入力します。
- メニュー・オプションを使用してジョブ状況を確認します。
- 以下のコマンドを入力します。
- コマンド行でプロセス状況を照会します。
開始の例では、SBMJOB コマンドで IBM PASE for System i (qp2shell) を呼び出すことによってスクリプト NCServiceManager-OS400.sh が実行されます。したがって、この場合は、以下の手順も状況の確認に役立ちます。
- IBM System i で、グリーン・スクリーン・コマンド行にサインオンします。
- PASE シェル環境に入ります。グリーン・スクリーン・コマンド行で、次のコマンドを入力します:
.call qp2term - PASE シェルで、次のコマンドを入力します:
.ps –ef | grep NCServ注: NCServiceManager は、サービス・マネージャーを実行する Java プログラムの名前です。
コマンドは、サービス・マネージャーが稼働していることを検出すると、以下のような出力を提供します。
$
> ps -ef | grep NCServ
kushald 3146 1 0 15:23:30 - 0:00 /QHCL/ProdData/OS400/Java400/jFr
omPASE java -classpath .:sm.zip:ibmjndi.jar:jndi.jar:jsdk.jar:ods.jar:jt400.j
ar -Djava.net.preferIPv4Stack=true -DFIPS=on com.ibm.eNetwork.HODUtil.service
s.admin.NCServiceManager /QHCL/ProdData/Z and I Emulator for Web
$ 注: PASE シェルでは大/小文字が区別されます。そのため、コマンドでアルファベットの正しい大/小文字を保つことが重要です。