多要素認証 (MFA)

クライアントが ZCC サーバー に最初に接続すると、ユーザー ID とパスワードまたはパスフレーズを求めるプロンプトが出されます。資格情報が有効な場合、クライアントは指定されたユーザーとして、関連する z/OS システム上でセッションを開始できます。

新規セッションが必要になるたびにユーザー ID とパスワードの入力を求めるプロンプトを出すのではなく、プラグイン・クライアントでは初期ユーザー ID とパスワードを再使用します。通常、多要素認証ユーザーのパスワードまたはパスフレーズは 1 度しか使用できないため、問題を引き起こす可能性があります。そのため資格情報の再利用が失敗する可能性があります。

多要素認証ユーザーをサポートするため、ZCC サーバー ではパスチケットをサポートします。パスチケットについて詳しくは、RACF または使用するセキュリティー製品の同等の資料を参照してください。