「ファイル」タブから複数のデータベースの暗号化ステータスを管理する
Domino® Administratorの [ファイル] タブを使用して、複数のデータベースの暗号化設定を表示および管理します。
Domino v14.0 以降では、すべてのデータベースの暗号化状態を確認したり、複数のデータベースの暗号化設定を [ファイル] タブから直接変更したりできるようになりました。
暗号化の状態と強度の表示
- 「ファイル」タブの列のカスタマイズの手順に従って、「暗号化状態」列と「暗号化強度」列をファイル ペインに追加します。
- Domino® Administratorから、「ファイル」タブをクリックします。
- ファイル ペインでは、すべてのデータベースの状態と強度のデータを表示できます。
表 1 。データベース暗号化状態 暗号化状態 説明 空の データベースは暗号化または復号化されません。 暗号化 データベースは暗号化されています。 暗号化のためにキューに入れられました データベースは次回の最適化時に暗号化されます。 復号化のためにキューに入れられました データベースはすでに暗号化されており、次回の圧縮時に復号化されます。 - 各データベースの現在の暗号化強度を確認するには、 「暗号化強度」列を使用します。注:特定のデータベースの現在の値は、[データベース プロパティ] ボックスに表示される値と異なる場合があり、次回の最適化のために変更されている可能性があります。
複数のデータベースの暗号化設定の変更
- Domino® Administratorから、「ファイル」タブをクリックします。
- ファイル ペインで、暗号化するデータベースを選択します。
- 右クリックして[暗号化]を選択します。
- [次を使用してデータベースを暗号化する]を選択します。
このオプションの横に次のいずれかが表示されます。
- サーバーに接続すると、サーバー名が表示されます。
- ローカルに接続している場合は、現在ログインしているユーザーのユーザー名が表示されます。
- [Notes 証明書を使用する] を選択します。
- ドロップダウン リストから暗号化の強度を選択します。
- 「OK」をクリックします
- 結果
- 単一データベースの暗号化とは異なり、複数データベースの暗号化では、前述の手順では暗号化設定のみが変更されます。実際の暗号化または復号化は、後で管理者がコンパクトを実行するときに行われます。