QoS の一時停止と再開

QoS には、特定の時点に QoS サービスを一時停止したり再開したりするメカニズムがあります。QoS を一時停止すると、バックアップやその他の保守操作などの、長い時間がかかることが予想されるオプションやサーバーの操作に不可欠なオプションの実行中に、サーバーを強制終了できないようにすることが可能です。QoS を一時的に無効にすることによって、QoS がこれらの操作をサーバーの問題と誤って解釈することなく、これらの操作を完了させることができます。

手順

  • QoS プローブを一時停止するには、 Domino ®サーバー コンソールで次のコマンドを使用します。
    tell qos pause
    この一時停止では、QoS プローブのみが実行され、 Domino ®サーバーは強制終了または再起動されません。
  • QoS プローブを再開するには、 Domino ®サーバー コンソールで次のコマンドを使用します。
    tell qos resume

結果

コマンドが正常に完了したことを確認するには、 Domino ®サーバーのデータ ディレクトリにある最新の QoS ログ ファイルを確認します。サーバーは、コンソールにエラーを報告しますが、完了状況を報告することはありません。