データベースサイズの制限値

データベースサイズの制限値を設定して、サイズの上限を指定します。

データベースが制限値を超えると、ログファイル (LOG.NSF) の [その他のイベント] ビューに[データベースサイズが制限値を超えているため、書き込みできません] というメッセージが表示されます。データベースが制限値に達していても、データベースに使用済み空き領域 (データを削除した結果残った領域) があれば、ユーザーが文書を追加できる場合があります。

制限値の設定とともに、データベースのサイズがあるしきい値に達したときに、ログファイルの [その他のイベント] ビューに[警告: データベースのサイズが警告しきい値を超えました (Warning, database has exceeded its size warning threshold)] という警告メッセージが表示されるように指定することができます。たとえば制限値が 50 MB の場合は、データベースが 45 MB に達したときにこの警告を表示して、データベースのサイズを縮小する、ディスク容量の多いサーバーに移す、などの処置をとることができます。

注: ユーザーのメールファイルに制限値を設定することもできます。ただし、メールファイルのサイズが制限値を超えても、デフォルトで、ルーターはメールファイルにメールを配信し続けることができ、ユーザーがメールの既存ビューを更新できるようになっています。このため、ユーザーは確実に自分宛ての全メールを受信し、読み込めます。この制限値が強制されるのは、メールファイルのサイズが増える原因になるほかの方法だけです。たとえば、メールファイルのサイズが制限値に達すると、ユーザーは手動で文書やビューを追加できなくなります。ただし、ルーティングをカスタマイズして、メールファイルにも厳しく制限値を適用できます。

Microsoft WindowsUNIX におけるデータベースの最大サイズは 64 GB です。