ディレクトリサービスの国際化を計画する
ディレクトリサービスを国際化するためのオプションが用意されています。
HCL Domino® と HCL Notes® には、英語以外の環境でディレクトリサービスをサポートする以下の機能が用意されています。
- ユーザー名の別名
- 組織情報
- LDAP 別名言語情報文書
ユーザー名の別名
別名の命名機能は、Notes® ユーザーに対し、国際的に認識可能な基本名のほかに、ユーザーの母国語で認識可能な別名を割り当てます。ユーザーは、Domino® ディレクトリーで名前の表示や操作をする場合に、別名を使用して、母国語を使用します。
組織情報
企業では、組織情報を作成して、Domino® ディレクトリーのユーザーエントリの分類方法をカスタマイズできます。たとえば、管理レベルで分類する、組織情報を作成できます。1 人のユーザーを割り当てることができる組織情報は 4 つまでです。Notes® ユーザーは、メールのアドレス指定や、検索ツールによるユーザーの検索を行うときに、エントリを単に名前別または Notes® 名前階層別に表示する代わりに、組織情報の割り当てに従って表示できます。
LDAP 別名言語情報文書
LDAP サービスを使用している場合は、必要に応じて属性に言語の 2 次属性を割り当て、その属性の別名言語の値を定義します。