Domino® ディレクトリの ACL でアクセスレベル全体を設定する

すべての Notes® データベースと同様に、Domino® ディレクトリにも、ユーザーとサーバーのアクセス権全体を制御する ACL (アクセス制御リスト) があります。

このタスクについて

下の表は、Domino® ディレクトリの ACL のデフォルトの名前エントリと、各エントリのデフォルトのアクセス設定を示したものです。

データベースの ACL は、必要に応じてカスタマイズできます。たとえば、データベースのアクセス権をより厳格に制御するために、-Default- エントリのアクセス権を「なし」に変更したり、アクセスを許可するユーザーのグループの名前を明示的に ACL に追加したりできます。

注: -Default- エントリのデフォルトのアクセス権でユーザーが変更できるのは、各自のユーザー文書にあるフィールドの一部のみです。
1. デフォルトの名前エントリと関連アクセス設定

デフォルトの名前エントリ

アクセス権レベル

ユーザーの種類

-デフォルト-

[文書の作成] 権限または管理ロールを持たない [作成者] アクセス権

指定なし

匿名

なし

指定なし

LocalDomainAdmins

管理ロールのない [管理者] のアクセス権

ユーザーグループ

LocalDomainServers

PolicyCreator と PolicyModifier 以外のすべての管理ロールを持つ [管理者] のアクセス権

サーバーグループ

OtherDomainServers

[読者] アクセス権

サーバーグループ

ディレクトリが作成されたドメインのサーバー

すべての管理ロールを持つ [管理者] のアクセス権

サーバー

サーバー設定時に指定された管理者

すべての管理ロールを持つ [管理者] のアクセス権

ユーザー