ビューをデータベース外に移動する
ビューを Notes データベースから分離されたビュー索引ファイル (.NDX ファイル) に移動できます。
始める前に
この機能を使用するには、データベースが ODS バージョン 51 以上である必要があります。ODS と ODS バージョンの制御については、「Domino のオンディスク構造 (ODS)」を参照してください。
このタスクについて
この機能は大きなデータベースで役立ち、次の利点が得られます。
- データベースファイルサイズが小さくなり、64GB の制限に到達するのを回避できます。
- データベースのバックアップとリストアを高速化できます。
手順
- Domino ディレクトリでサーバー文書のトランザクションログを有効にします。
-
Domino サーバーで次の notes.ini 設定を追加し、サーバーを再起動します。
NIFNSFEnable=1
- オプション:
デフォルトでは、.NDX ファイルは Domino データディレクトリに保存されます。別の場所を指定するには、次の notes.ini 設定を追加します。
NIFBasePath=path
path は、明示的なパスまたは相対パスです。相対パス、例えば NIF は、Domino データディレクトリに対して相対的です。場所が別のコンピュータ上にある場合は、その場所をローカルコンピュータにマップします。
-
特定のデータベースで機能を有効にします。
既存のデータベースで分離されたビュー索引を有効にするには、サーバー上で次の compact コマンドを実行します。
load compact -c -nifnsf on xxxxx.nsf
機能で作成したすべてのデータベースで分離されたビューの索引を有効にするには、次の notes.ini 設定を追加します。
CREATE_NIFNSF_DATABASES=1
- サーバーを再始動します。
次のタスク
すべてのデータベース、分離されたビュー索引を使用するかどうか (NIFNSF 状態 ON)、および使用する場合の .NDX ファイルサイズを表示するには、次のサーバーコンソールコマンドを使用します。
show dir -nifnsf
分離されたビュー索引を使用すデータベースについての情報のみを表示するには、次のサーバーコンソールコマンドを使用します。
show dir -nifnsfonly
分離されたビュー索引を現在使用しているデータベースで分離されたビュー索引を無効にするには、サーバー上で次の compact コマンドを実行します。
load compact -c -nifnsf off xxxxx.nsf