Activity Logging レコードの作成例

この例では、別のメールサーバー上にメールデータベースを持つユーザーにメールを送信したときに Domino® により生成される Activity Logging レコードを示します。メッセージは中継点を経ずに受信者のメールサーバーに直接送信されます。

セッションでチェックポイント間隔の経過後に動作が発生した場合にのみ、Notes® セッションの Checkpoint レコード、Notes® データベースの Checkpoint レコードなどのレコードが Domino® により生成されます。

1. メールメッセージ送信の各ステップで生成されるアクティビティログ
アクティビティー 生成されるレコード レコードを生成するサーバー
メールデータベースを開く

Notes® セッション Open

Notes® データベース Open

送信側サーバー
メールメッセージを作成する

次のレコードのどちらかが生成されます。

Notes® セッション Checkpoint

Notes® データベース Checkpoint

送信側サーバー
メッセージを次に送信する: MAIL.BOX

MailDeposit と以下のレコード:

メッセージに添付ファイルが含まれる場合:

Notes® データベース Open

Notes® データベース Close

メッセージに添付ファイルが含まれない場合:

Notes® データベース MailDeposit

送信側サーバー
メッセージを保存する

次のレコードのどちらかが生成されます。

Notes® セッション Checkpoint

Notes® データベース Checkpoint

送信側サーバー
ルーターが次からメッセージを取り出す: MAIL.BOX メール転送 送信側サーバー
ルーターが送信先サーバーの次にメッセージを保管する: MAIL.BOX

MailDeposit と以下のレコード:

メッセージに添付ファイルが含まれる場合:

Notes® データベース Open

Notes® データベース Close

メッセージに添付ファイルが含まれない場合:

Notes® データベース MailDeposit

受信側サーバー
ルーターがユーザーのメールデータベースにメッセージを配信する メール送信 受信側サーバー
ユーザーがメールデータベースを開き、メッセージを読む Notes® データベース Open 受信側サーバー