新しい統計を作成する
新しい統計を作成して、統計プロフィールや統計グラフで使用できます。新しい統計を使用して統計イベントジェネレータを作成する場合は、しきい値を指定する必要があります。
このタスクについて
オペレーティングシステムの統計を作成してテンプレートとして使用することもできます。変数を伴う統計のテンプレートを新規に作成できます。例えば、portname などの変数を伴う統計を作成できます。次に、複数のポートの統計を収集するには、統計をコピーして変数を実際のポート名に置き換えます。
統計を作成する際は、収集する統計の種類と測定単位を定義します。さらに、オペレーティングシステムの統計とトレンド統計のどちらかを指定します。
トレンド統計は Activity Trends Collector タスクにより収集され、activity trends 統計情報を提供するために使用されます。
手順
- Domino® Administrator で、[設定] タブをクリックし、 ビューを開きます。
- [新規統計] をクリックします。
- [基本] タブで、以下のフィールドに入力します。
表 1. [基本] タブ フィールド
アクション
統計名
新しい統計の名前を入力します。
データ・タイプ
新しく作成したグループのオプションとして、
- テキスト
- 数値
- 時刻
統計単位
次のどちらかを入力します。
- バイト、分のような統計の測定単位
- 文字列統計の場合は「none」
統計情報の説明
統計の説明を入力します。
- [詳細] タブをクリックし、次のどちらかの作業をします。
- [データタイプ] として [テキスト] または [時刻] を選択している場合は、手順 5 に進みます。
- [数値] を選択している場合は、[標準値] フィールドに 350 KB のような標準値を入力します。または、統計の標準値が異なる場合は、「varies」を入力します。
- [OS 統計かどうか] フィールドのデフォルト値は [いいえ] です。統計がオペレーティングシステムやプラットフォームの統計である場合はチェックボックスで [はい] をオンにします。
- [統計テンプレートかどうか] フィールドのデフォルト値は [いいえ] です。統計が Activity Trends Collector タスクで生成されている場合は、[はい] を選択して、次の 1 つ以上のオプションのチェックボックスをオンにします。
- [トレンド値] -- 統計が傾向値で同時に最後の出現値である場合
- [主要時間帯/24 時間の値] -- 統計にプライムシフト値と 24 時間値の両方が含まれている場合
- [ユーザー選択] -- 例えば、統計をダイアログボックスで選択できる場合
- [リソースバランシングに使用] -- Activity Trends 使用によるリソース分散時に統計を使用する場合
- [統計テンプレートかどうか] フィールドのデフォルト値は「いいえ」です。<portname> などの変数を伴う他の統計の作成時にこの統計を使用する場合は、チェックボックスで [はい] をオンにします。
- [しきい値に有効かどうか] フィールドのデフォルト値は「いいえ」です。この統計を統計アラームの生成に使用する場合はチェックボックスで [はい] をオンにします。この統計を統計イベントジェネレータで使用する場合は、しきい値を定義する必要があります。以下のフィールドに入力します。
表 2. しきい値のオプション フィールド
アクション
しきい値の演算子
しきい値を評価する条件を次の中から選択します。
- より小さい
- より大きい
- 倍数
- パーセント
しきい値
数値を入力します。
イベントの重要度
アラームを引き起こす重要度を選択します。
対応
アラームを引き起こしたイベントの解決方法の説明を入力します。
セットアップでの使用
セットアップ時に統計を使用し、統計 & イベントデータベース (EVENTS4.NSF) の新規作成時にこの統計を組み込むには [はい] をクリックします。
- [保存して閉じる] をクリックします。