サーバーのクラスタデータベースディレクトリが削除された場合には、新たにそれを作成することができます。
このタスクについて
クラスタデータベースディレクトリマネージャは必ず、レプリカを作成してから起動してください。レプリカを作成しておかないと、クラスタデータベースディレクトリマネージャは、新規のクラスタデータベースディレクトリを作成し、サーバーの各データベース用の文書をそれに追加してしまいます。ただし、他のクラスタサーバーに既に存在しているクラスタデータベースディレクトリには、このサーバーの各データベースの文書が保存されています。したがって、クラスタデータベースディレクトリの複製後に、クラスタデータベースディレクトリには、このサーバーの各データベースの文書が 2 つ保存されることになります。これらの重複する文書はその後の複製で削除されますが、重複する文書が多いと、クラスタデータベースディレクトリを参照する際に混乱の原因となります。
手順
- サーバーコンソールから tell CLDBDIR quit コマンドを送信して、クラスタデータベースディレクトリマネージャを停止します。
- CLDBDIR.NSF を、そのデータベースのレプリカが存在しないサーバーに別のクラスタサーバーから複製します。
- サーバーコンソールから load CLDBDIR コマンドを送信して、クラスタデータベースディレクトリマネージャを再起動します。