Domino® 11 の新機能
HCL Domino® 11 の管理者向けのすべての新機能について説明します。
- Domino 11.0.1 の新機能
  HCL Domino 11.0.1 では、以下の新機能が導入されています。
  - IBM i 用の InstallAnywhere
    Domino 11.0.1 では、Flexera InstallAnywhere 2018 が IBM i へのインストールのインストールプラットフォームとして使用されるようになりました。
  - Domino for Linux Docker コンテナー
    Domino 11.0.1 では、Linux にプリインストールされる Domino サーバーである Domino for Linux Docker コンテナーが提供されます。
  - 自動更新 (AUT) で将来の HCAA アップグレードをサポート
    Domino 11.0.1 自動更新 (AUT) サーバーで HCL Client Application Access (HCAA) クライアントの今後のアップグレードがサポートされます。
  - DAOS Tier 2 ストレージの設定の強化
    Domino 11.0.1 では、DAOS Tier 2 ストレージに対する以下の機能強化が導入されています。
  - X.509 証明書でのサブジェクト代替名 (SAN) のサポート
    Domino 11.0.1 では、サブジェクト代替名 (SAN) フィールドを含む X.509 証明書が使用できるようになりました。
  - Domino Web サーバーで Server Name Indication (SNI) をサポート
    Domino 11.0.1 Web サーバーで Transport Security Layer (TLS) プロトコルの Server Name Indication (SNI) 拡張がサポートされるようになりました。
  - 新しい Notes ID には 1024 ビットまたはそれよりも強い RSA キーが必要
    新しい Notes ユーザーを登録する場合は、それらのユーザーの Notes ID に 1024 ビット以上の RSA キーを選択する必要があります。
  - Domino での複数の Active Directory ユーザーの登録
    Domino 11.0.1 では、ディレクトリの同期機能を使用するときに、Domino に登録する複数の Active Directory ユーザーを選択できるようになりました。以前は、Active Directory ユーザーを個別に選択して登録する必要がありました。
  - Notes ワークスペースの背景用のカスタム画像を設定する
    notes.ini 設定 Load_Workspace_image を使用して、ユーザーの Notes ワークスペースの背景に表示するカスタムイメージをデプロイします。
  - MarvelClient Essentials バージョン 11.0.3
    Notes と Domino に組み込まれている panagenda 社の MarvelClient Essentials のバージョンが更新されました。インストーラーは、テンプレートバージョン 20200204 とバイナリーバージョン 11.0.6 を含むバージョン 11.0.3 です。
  - 新しい Java ランタイム環境
    Domino 11.0.1 と Domino Designer 11.0.1 に組み込まれている Java ランタイム環境 (JRE) が、リリース 11.0 で提供されていたものから更新されました。
  - サポートサイトの資料の更新についての記事
    資料の大幅な修正とその他の更新については、「Domino 11 の資料の更新」の記事を参照してください。
- Domino 11.0 の新機能
  HCL Domino 11.0 では、以下の新機能が導入されています。

Notes ワークスペースの背景用のカスタム画像を設定する

notes.ini 設定 Load_Workspace_image を使用して、ユーザーの Notes ワークスペースの背景に表示するカスタムイメージをデプロイします。

詳しくは、Notes ワークスペースの背景用のカスタムイメージを設定するを参照してください。