Web 統合ログインをテストする
ID ボールトポリシーで Web 統合ログインを有効にしたら、テストログインを行います。
このタスクについて
IBM iNotes® のテストユーザーとしてログインし、Web 統合ログインが有効になっていることを確認します。そのためには、iNotes® を実行している Domino®® Web サーバーでブラウザを開き、データベースの URL を入力します。
サーバーサイトまたはインターネットサイトのホーム URL が iNotes® リダイレクトデータベースである場合は、iNotes® を実行している Domino®® Web サーバーの URL を入力します。例えば、以下のようにします。https://mail1.us.renovations.com。
テストユーザーのブラウザが、ログインのために IdP にリダイレクトされます。IdP での認証が完了すると、ブラウザは最初に要求した Domino® URL にリダイレクトされます。iNotes® リダイレクトデータベースがホーム URL である場合は、テストユーザーのメールがブラウザに表示されます。これが正常に完了したら、SAML 認証は Domino® サーバーで正しく設定されています。
Web 統合ログインも適切に構成されている場合、IBM iNotes® のテストユーザーには、暗号化メールにアクセスするためのパスワードプロンプトは表示されなくなります。
よくある問題は以下のとおりです。
- ID ボールトの IdP 証明書利用者信頼が欠落している。
- IdP エントリが間違っている。
- IdP カタログに無効なメタデータをインポートした。
- ID ボールトにアクセスするための相互認証がない。
- ID がボールトで見つからない