スキーマデータベースを使用してスキーマに属性を追加する

[Domino® LDAP Schema] データベース (SCHEMA.NSF) を使用すると、スキーマに属性を追加できます。

始める前に

スキーマデータベースに対する [管理者] のアクセス権が設定されていることを確認します。

手順

  1. LDAP サービスを実行しているドメイン内の任意のサーバー上で、スキーマデータベース (SCHEMA.NSF) を開きます。
  2. [All Schema Documents] ビューを選択し、[New Document] > [Add Attribute Type] をクリックします。
  3. [基本] タブの以下のフィールドに必要な情報を入力してから、文書を保存して閉じます。
    1. [基本] タブのオプション

    フィールド

    アクション

    LDAP name

    属性の名前を入力します。この名前に使用できるのは、ASCII 文字とハイフンのみです。名前にはスペースを使用しないようにします。

    OID

    オブジェクト識別子を入力します。

    Syntax name

    新しい属性に使用する、スキーマで定義された構文を選択し、[OK] をクリックします。選択した構文の OID が、[Syntax type] フィールドに自動的に表示されます。

    説明

    属性の説明を入力します。

    Equality match

    等価演算子を使用してこの属性を検索するときに適用する一致規則を選択します。

    Ordering match

    整列演算子を使用してこの属性を検索するときに適用する一致規則を選択します。

    Substrings match

    サブ文字列演算子を使用してこの属性を検索するときに適用する一致規則を選択します。

    Single valued

    新しく作成したグループのオプションとして、

    • 属性に複数の値を設定できるようにする場合は [Yes] (デフォルト)。
    • 設定できる値を 1 つのみにする場合は [No]。

    Collective

    新しく作成したグループのオプションとして、

    • この属性の値を共有できるようにする場合は [Yes]。
    • 値を共有できないようにする場合は [No] (デフォルト)。

    No user modification

    新しく作成したグループのオプションとして、

    • ユーザーが値を変更できないようにする場合は [Yes]。
    • ユーザーが値を変更できるようにする場合は [No] (デフォルト)。

    詳しくは、RFC 2252 および RFC 2256 を参照してください。

タスクの結果

新しい属性のドラフト文書が [Draft Documents] > [Draft Attribute Types] ビューに表示されます。

次のタスク

「スキーマデータベースにあるドラフトスキーマ要素を承認する」の手順を実行します。