1 つの複製元から複数レプリカの複製設定を指定する
中央の複製元レプリカから、データベースのレプリカの複製設定をカスタマイズし、このカスタム設定を適切なレプリカに複製できます。この方法で複製をカスタマイズすると、複製を中央管理できますが、実行するには各レプリカの複製要件を把握している必要があります。
このタスクについて
中央管理で指定できる複製設定は、レプリカがどの文書を受信するかを制御する [文書のサブセットを複製] と、レプリカがどの文書以外の要素を受信するかを制御する [複製要素] (ステップ 8 および 9) だけです。
中央管理の複製設定を変更した場合、設定は複製が 2 回行われて初めて有効になるので注意してください。1 回目には、複製元サーバーから複製先サーバーに新しい設定が複製されます。2 回目は、新しい設定に基づいて複製が行われます。2 回目の複製は、複製元のデータベースが何らかの方法で更新されたときに実行されます。複製元データベースの更新を待たずに、新しい設定を強制的に有効にするには、複製履歴を消去します。
手順
- 複製設定について理解しておきます。
- この手順を実行するには、中央の複製元レプリカの ACL で [管理者] のアクセス権が設定されている必要があります。また、中央の複製元レプリカに、複製先レプリカすべての ACL で [管理者] のアクセス権が設定されている必要があります。
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以下のいずれかを実行します。
- 新規レプリカの複製設定を指定するには、[新規レプリカ] ダイアログボックスで [複製の設定] をクリックします。
- 既存の複製設定を変更するには、中央の複製元レプリカを開き、 を選択します。
- [詳細] パネルをクリックします。
- 複製先サーバーを指定するには、[選択コンピュータ] の隣のコンピュータアイコンをクリックします。複製先サーバー名を指定して [サーバーの追加] を選択し、[OK] をクリックします。デフォルトのエントリをそのまま使用しても構いません。複製先サーバーとして Notes® クライアントを指定するには、Notes® ユーザーの階層名を入力します。
- 複製元サーバーを指定するには、[複製相手] の隣のコンピュータアイコンをクリックします。複製元サーバーの名前を指定して [サーバーの追加] を選択し、[OK] をクリックします。デフォルトのエントリをそのまま使用しても構いません。複製元サーバーとして Notes® クライアントの名前を指定するには、Notes® ユーザーの階層名を入力します。
- サーバーを削除するには、どちらかのコンピュータアイコンをクリックします。サーバーを選択して [サーバーの削除] を選択し、[OK] をクリックします。
- 指定した複製先レプリカで文書のサブセットを受信するには、[文書のサブセットを複製] をクリックします。複製するビューやフォルダを指定するか、複製式を指定します。
- レプリカでどの文書以外の要素を受信するかを指定するには、[複製要素] で適正なオプションを選択します。[複製式] は必ず選択します。
- 複製元と複製先の組み合わせそれぞれについて、手順 5 から 9 を繰り返します。
- 「OK」をクリックします。