メールファイル制限値または警告しきい値を超えたユーザーに通知する

警告しきい値または制限値を超えたメールファイルのユーザーに通知するようにルーターを設定できます。

次の表は、通知メッセージに含まれる情報を示しています。

1. メールファイルの制限値メッセージ

メッセージフィールド

説明

レポートの種類

ユーザーが通知を受信した理由を示します。たとえば、制限値超過レポートは、受信メッセージによってユーザーのメールファイルが設定された制限値を超えたことを示します。制限値超過レポートと超過警告レポートにデフォルトのテキストが設定されていますが、カスタマイズすることも可能です。

ヘッダー情報

影響を受けるメッセージの送信者 ([FROM] フィールド)、受信者 ([TO] と [CC])、件名。

メールサイズ

影響を受けるメッセージのサイズ (KB 単位)。

Current® メールファイルの使用率

データベースの使用状況またはユーザーのメールファイルの現在のサイズ (KB 単位)。

Current® 制限値の設定

ユーザーのメールファイルに対して現在設定されている警告しきい値と制限値。

レポートを受信した場合には

実行されるアクションがある場合、どのようなアクションであるか (メッセージが送信者に返されるか、再送信するために保持されるかなど) を説明します。また、ユーザーがメールファイルのサイズを減らすために実行するアクション (メールの削除またはアーカイブなど) を説明します。ユーザーへの説明を追加するために通知の内容をカスタマイズすると、追加したテキストがメッセージの最初の [レポートの種類] の情報の一部として表示されます。

メールファイルが制限値を超えたユーザーは、制限値超過警告を受信します。制限値の警告しきい値超過通知は、警告しきい値を超えているが、データベース制限値を下回っているメールファイルに送信されます。制限値超過通知は、データベース制限値を超過したメールファイルに送信されます。

注: メールファイル制限値のインジケータ設定は、デスクトップポリシー設定文書に指定できます。メールファイル制限値のインジケータは、メール制限値のインジケータが Notes® クライアントで表示されるかどうかを指定します。表示される場合は、メール制限値の分単位による自動更新間隔とメール制限値のインジケータ上にカーソルを移動したときにメール制限値を更新するかどうかを指定します。

メッセージトラッキングは、どちらの警告通知に対しても適用もサポートもされません。

ユーザーが通知を受信する頻度を指定する

ルーターが、警告しきい値または制限値を超えたメールファイルのユーザーに警告通知を配信する頻度を指定するオプションには、次の 3 つがあります。

  • [なし] - (デフォルト) ユーザーは、メールファイルがサイズ制限を超えても警告を受け取りません。
  • [メッセージ別] - メールファイルがサイズ制限を超えたユーザーは、そのユーザー宛ての新しいメッセージを MAIL.BOX が受信するたびに警告通知を受け取ります。
  • [間隔別] - メールファイルがサイズ制限を超えたユーザーはすぐに警告メッセージを受け取ります。警告メッセージは指定した間隔別設定に従っては送信されません。