複数のディレクトリカタログ

複数の要約ディレクトリカタログを使用するように Notes® クライアントを設定できます。また、複数の拡張ディレクトリカタログを使用するようにサーバーを設定できます。さらに、独立したディレクトリカタログを使用するようにクライアントまたはサーバーのグループを設定することもできます。

Notes® クライアントで複数の要約ディレクトリカタログを使用するように設定する

Notes® クライアントで、2 つの要約ディレクトリカタログのうち、一方では識別名 (名、姓の順) でエントリをソートし、もう一方では姓でエントリをソートするように設定します。このようにすると、ユーザーがメールのアドレス指定を名で始めても、また姓で始めても、アドレスの入力補完機能で名前を検索できます。

サーバーで複数の拡張ディレクトリカタログを使用するように設定する

複数の拡張ディレクトリカタログを使用するようにサーバーを設定できます。たとえば、すべてのサーバーでディレクトリ A、B、C、D、E を使用する必要があるものの、クライアント認証用としてはディレクトリ A と B のみを信頼するとします。この場合は、資格情報として信頼する拡張ディレクトリカタログに A と B を集約し、資格情報として信頼しない、別の拡張ディレクトリカタログに C、D、E を集約します。

クライアントまたはサーバーのグループでさまざまなディレクトリカタログを使用するように設定する

複数のディレクトリカタログを作成し、クライアントやサーバーの各グループがそれらから特定のディレクトリカタログを使用するように設定できます。たとえば、ユーザーグループ 1 は、ディレクトリ A、B、C に登録されているユーザーのみにメールを送り、ユーザーグループ 2 は、ディレクトリ D、E に登録されているユーザーのみにメールを送るには、以下の手順を実行します。

このタスクについて

同様の方法で、特定の拡張ディレクトリカタログを使用するサーバーを設定できます。

手順

この場合は、クライアントベースの要約ディレクトリカタログを 2 つ作成し、一方に A、B、C を集約してグループ 1 が使用するように設定し、もう一方に D、E を集約してグループ 2 が使用するように設定します。