Web サーバー管理クライアントを使用してデータベース ACL を管理する
Web サーバー管理クライアントは、Notes® データベース (WEBADMIN.NSF) として製品に入っているユーティリティアプリケーションです。Web サーバー管理クライアントを使用すると、データベース ACL のエントリの追加、削除、編集や、ロールの変更が行えます。また、サーバーにあるデータベースすべての ACL ログを表示することもできます。
データベース ACL を編集するには、次の条件を満たしている必要があります。
- Web サーバー管理クライアントの ACL で [編集者] 以上のアクセス権があること。デフォルトでは、このデータベースの作成時、WEBADMIN.NSF の ACL で、Domino® フルアクセスアドミニストレーターとシステム管理者に [管理者] のアクセス権が設定されます。
- 編集するすべてのデータベースのデータベース ACL で、[管理者] のアクセス権が設定されていること。
- SSL と X.509 クライアント証明書を併用しない場合は、編集するすべてのデータベースで、[アクセス制御リスト] ダイアログボックスの [詳細] パネルにある [Web ユーザーによるアクセスの上限] オプションが [管理者] に設定してあること。WEBADMIN.NSF では、このオプションがデフォルトで [管理者] に設定されているため、ブラウザから WEBADMIN.NSF の ACL にユーザー名を追加できます。
Web サーバー管理クライアントを使用すると、インターネットユーザーと Notes® ユーザーに関する次の作業を実行できます。
- ACL エントリを追加する。
- ACL エントリを削除する。
- ACL エントリの名前を変更する。
- データベースのロールを追加、削除、名前変更する。
- ACL の変更履歴を表示する。
- テンプレートに基づきサーバーにデータベースを作成する。
- データベースの新規コピーを作成する。
- データベースを削除する。
- データベースを圧縮する。
- データベースの全文索引を作成、更新する。
- リモートサーバーでデータベースの複製を手動で作成する。