dominoUNID オペレーション属性

Domino® LDAP サービスでは、dominoUNID オペレーション属性の 32 文字の値によって、Universal Notes® ID (UNID) をサポートします。LDAP を拡張するアプリケーションに対応する設計で、ディレクトリオブジェクトの FullName/ListName (LDAP DN)、ShortName (LDAP uid)、または通常の識別に使用する他のフィールド値が変更された場合でも、Domino® ディレクトリ内の文書を一意に識別できます。

このタスクについて

Domino® 7 以降のリリースで Domino® ディレクトリを新規に導入する場合はこの属性を完全に利用できますが、Domino® 7 より前に作成された Domino® ディレクトリを使用する場合、dominoUNID を完全に利用できるようにするには次の作業が必要になります。

手順

  1. tell ldap reloadschema コマンドを使用して、LDAP スキーマを再ロードします。
  2. 1 次 Domino® ディレクトリのドメイン設定文書で、[匿名ユーザーが LDAP で照会可能なフィールドの選択] の設定の横の [属性タイプを選択] をクリックします。[LDAP 属性タイプの選択] ダイアログボックスが表示されます。ここから、次のいずれかを実行できます。
    • [デフォルト値を使用] をクリックして、dominoUNID 属性を自動的に追加します。匿名ユーザー用のすべてのデフォルト属性が選択されます。
    • [オブジェクトクラス] ドロップダウンリストでワイルドカードクラス (*) を選択し、dominoUNID を手動で追加します。匿名の属性リストをカスタマイズした場合は、このオプションを推奨します。