認証者をバックアップ、復旧する
作成した各認証者のバックアップを保存しておくと、問題が発生した場合 (更新コマンドの「lo ca」や「tell ca refresh」を発行したときに、認証者によってエラーメッセージが生成された場合など) に、認証者を復旧できます。
認証者のバックアップを作成するには
手順
- 認証者を新規に作成したときに、認証者 ID ファイルのローカルコピーを作成します。
- 認証者を作成した後で、ICL データベースのコピーを作成し、それを安全な場所に保管します。ICL のバックアップを定期的に作成し、認証者に対して実行した変更をすべて反映させます。
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以下の ID 、パスワード、ファイル (それらを使用する場合) のコピーを作成し、安全な場所に保管します。
- ロック ID とそれに該当するパスワード
- 有効化パスワード
- サーバー ID ファイル
認証者を復旧するには
手順
- HCLDomino® Administrator クライアントで、[設定] をクリックします。
- ツールペインで、 をクリックします。
- リストから CA サーバーを選択し、[OK] をクリックします。
- 必要に応じて、編集対象の CA のホストとなっているサーバーを選択します。
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次のいずれかを実行し、復旧する認証者を選択します。
- Domino® ディレクトリから認証者文書を選択します。
- 認証者 ICL データベースを選択します。
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認証者 ID とパスワードを入力するよう指示される場合もあります。認証者を最初に設定したときに作成した ID のローカルコピーのパスとファイル名を入力し、[OK] をクリックします。
注: 認証者 ID が入力されないと処理できない場合は、認証者 ID を入力するよう指示されます。
- [認証者の変更] ダイアログボックスで、認証者情報が正しいことを確認します。「OK」をクリックします。
タスクの結果
認証者にまだ問題がある場合 (設定文書が破損している場合や見つからない場合) は、ICL データベースをバックアップコピーで置き換えます。認証者文書内で ICL データベースのロケーションを指定します。