サーバータスクを実行する
サーバータスクにより、データベースの圧縮や索引の更新などの複雑な管理プロシージャが実行されます。サーバータスクは、サーバーコンソールでタスクをロードするか、Domino® Administrator の [タスク] - [Start コマンド] ツール、[サーバー] メニューを使用するか、Administrator のコンソールを使用することによって、手動で実行できます。または、NOTES.INI ファイルの ServerTasks
か ServerTasksAt
設定にタスク名を追加して、サーバーの起動時に自動的に実行する方法もあります。さらに、Domino® ディレクトリにプログラム文書を作成して、設定間隔でサーバータスクを実行することもできます。
このタスクについて
Domino® に付属のサーバータスクに加え、Microsoft™ Windows™ バッチファイル、UNIX™ シェルスクリプトやプログラム、API プログラムとして保存されたカスタムタスクを作成し、実行できます。
ローカルのサーバーコンソールから
サーバーコンソールを開き、コマンドプロンプトにサーバータスクを入力します。
Domino® Administrator のサーバーコンソールから
手順
- Domino® Administrator で、 タブの [コンソール] をクリックしてプログラムを実行するサーバーのコンソールを開きます。
-
サーバーコンソールのコマンドフィールドに、次のように入力します。
ロード taskname
taskname は実行するサーバータスクの名前です。
Domino® Administrator の [開始] - [タスク] ツールから
手順
- Domino® Administrator で、 タブをクリックします。
- [サーバータスク] をクリックします。
- [タスク] ツールを開きます。
- 「開始」をクリックします。
- [新規タスクの開始] ボックスで、リストからサーバータスクを選択します。パラメータを指定する場合は、詳細オプションを選択します。
- [タスクの開始] をクリックします。
NOTES.INI ファイルで
このタスクについて
多くのタスクがデフォルトで指定された回数だけ実行されます。NOTES.INI ファイルの次のどちらかの設定を編集して、追加するタスクのスケジュールを設定できます。
ServerTasks
サーバーを起動するたびに自動的にタスクを実行するServerTasksAt
指定した時間にタスクを実行する
プログラム文書で
このタスクについて
サーバーの起動時や定期的なスケジュールを使用してタスクを実行するには、Domino® ディレクトリにプログラム文書を作成します。
プログラム文書は、特定の時間に自動的にサーバータスクを実行するために使用します。また、プログラム文書を使用して、OS/2 コマンドファイル、UNIX™ シェルスクリプトやプログラム、API プログラムを実行することもできます。プログラム文書を使用して、タスクやプログラムのスケジュール設定をすることもできます。
- A から Z までの英字
- 0 から 9 までの数字
- アンパーサンド (&)
- ダッシュ (-)
- ピリオド (.)
- スペース ( )
- 下線 (_)
- アポストロフィ (')
- 前方スラッシュ (/)
手順
- Domino® Administrator で、Domino® ディレクトリを開きます。[サーバー] ビューを表示し、サーバー文書を開きます。
- を選択します。
-
[基本] タブで、以下のフィールドに入力します。
表 1. [基本] タブ フィールド
Enter
プログラム名
実行するサーバータスクの名前
コマンド行
タスクを起動するコマンドには、どのような引数を付けても構いません。
実行するサーバー
タスクを実行するサーバーの完全階層名。
コメント
プログラムの説明や追加情報。
-
[スケジュール] タブをクリックして、以下のフィールドに入力します。
表 2. [スケジュール] タブ フィールド
Enter
有効/無効
新しく作成したグループのオプションとして、
- [サーバーの起動時のみ] は、サーバーの起動時にのみプログラムが実行します。
- [有効] は、指定した時刻にタスクを実行するようにスケジュールします。
実行時間
タスクを実行する 1 日の最初の時刻
繰り返し間隔
タスクを再度実行するまでの分単位の時間
実行日
タスクを実行する曜日
- オプション: [管理] タブをクリックし、所有者名かシステム管理者名を追加します。
- 文書を保存し、閉じます。