クラスタのサーバーすべてを同時にモニターする
Domino® サーバーモニターを使用すると、すべてのサーバーを同時にモニターできます。そこではモニターする情報と、その情報の表示方法を指定できます。このクラスタをモニターしながら、他の Domino® サーバーをモニターすることができます。モニターするサーバーと、各サーバーでモニターする情報を Domino® に指示するには、モニタープロファイルを作成またはカスタマイズします。
このタスクについて
サーバーモニターを起動すると、統計収集タスクがまだ実行されていない場合は、統計収集タスクが始まります。
サーバーモニターを手動で開始するには
手順
- Domino® Administrator で、 タブをクリックします。
- [モニタリングプロファイル] フィールドで、モニターするクラスタのプロファイルを選択します。デフォルトでは、モニターしているドメインにあるクラスタごとに Domino® によってプロファイルが作成されます。
- [開始] ボタンをクリックします。一度押すと、このボタンは [中止] ボタンになります。
サーバーの起動時にサーバーモニターを自動的に開始するには
手順
- を選択します。
- [モニタリング] をクリックします。
- [自動的にモニターサーバーを開始する] を選択します。
- 必要な変更を加え、[OK] をクリックします。
クラスタのモニタープロファイルをカスタマイズする
このタスクについて
プロファイルを新規に作成したり、既存のプロファイルを編集して Domino® で表示するタスクや統計をカスタマイズできます。
手順
- Domino® Administrator で、 タブをクリックします。
-
[モニタリングプロファイル] フィールドで既存のプロファイルを選択します。
サーバーモニターが初期化されていない場合は、プロファイルを選択することで初期化されます。プロファイルを変更するには、サーバーモニターが初期化済みであることが必要です。
-
モニターするタスクを 1 つ以上追加するには、[OK] をクリックします。
を選択した後、追加するタスクを選択して
クラスタリングの場合は、クラスタデータベースディレクトリマネージャとクラスタレプリケータをモニターすると便利です。
-
モニター対象の統計を追加するには、[OK] をクリックします。
を選択した後、このプロファイルに統計を追加ダイアログボックスで次のいずれかを実行して
有用な統計は多数ありますが、サーバー上で実行するクラスタレプリケータ数を増やす必要があるかどうかを判別する場合は、SecondsOnQueue と WorkQueueDepth が特に便利です。
の順に展開し、クラスタ複製についてモニターする統計を選択します。可用性インデックスと可用性限界値がまだプロファイルに組み込まれていない場合は、これらをモニターすると効果的です。また、OpenRedirects - Failover と OpenRedirects - LoadBalance に加え、OpenRequest - LoadBalanced と OpenRequest - ClusterBusy をモニターしてフェイルオーバーの発生頻度を追跡することも効果的です。
の順に展開し、モニターする他のクラスタ統計を選択します。
- オプション: プロファイルにサーバーを追加するには、 を選択した後、リストからサーバーを選択するか、サーバーペインからサーバーをサーバーモニターにドラッグします。
- オプション: サーバーをプロファイルから削除するには、削除するサーバーの名前をクリックして、 を選択します。
-
変更をプロファイルに保存するには、次のいずれかを実行します。
- 元のプロファイルを保持したまま、このプロファイルを新規プロファイルとして保存するには、 を選択して、プロファイルの名前を入力します。
- この変更したプロファイルで元のプロファイルを置き換えるには、このような操作は不要です。Domino® Administrator を閉じると、プロファイルは自動的に保存されます。