サーバー上のすべてのデータベースの破損データを収集する

データベースを開いたときに、破損したデータベースの自動検出と収集が行われます。この自動機能によって、破損があることが検出されたすべてのデータベースが、現在アクティブな設定パラメータの範囲内で収集されます。

手順

  1. Domino® サーバーで NOTES.INI ファイルを編集します。
  2. 以下の Domino® 設定変数を設定します。
    1. NOTES.INI パラメータ (データベース破損の自動検出用)
    パラメーター 説明
    DATABASE_CAPTURE_ENABLED

    データベースを開いたときにサーバーによって検出される破損データベースの自動収集を有効にします。

    有効にするには、1 に設定します。

    注: Domino® サーバーは、起動時にこの機能を有効にした後、NOTES.INI ファイル内の変数の値をリセットします。これにより、ユーザーの介入なしに、以降のサーバーの再起動時に破損データベースの収集が開始されないようにすることができます。
    DATABASE_CAPTURE_LIMIT

    サーバーによって収集される破損データベースの最大数。

    設定されていない場合、デフォルト値は 10 です。

    0 に設定した場合、収集される破損データベースの数に制限がなくなります。

    DATABASE_CAPTURE_SIZE_LIMIT

    収集される全データベースの合計サイズの上限 (MB 単位)。

    設定しない場合、デフォルト値は 100 です。

    0 に設定した場合、収集される破損データベースの合計サイズに制限がなくなります。

    DATABASE_CAPTURE_DIRECTORY 収集されたデータベースを格納するディレクトリ (データディレクトリからの相対パス)。デフォルト値は、IBM_TECHNICAL_SUPPORT\ACDC です。データベースでは破損したデータベースファイルが、data\IBM_TECHNICAL_SUPPORT\ACDC ディレクトリに格納されます。

タスクの結果

収集されたデータベースは、ソースデータベースファイルと同じ名前を持ち、拡張子が .cor になります。