Domino® 共有メモリの削除 (DLTDOMSHM)
DOMINO 共有メモリの削除 (DLTDOMSHM) コマンドにより、特定の Domino® サーバーまたはすべての Domino® サーバーの IBM Domino®/Sametime® 共有メモリセグメントが削除されます。サーバーが異常シャットダウンした後に再起動しなくなった場合は、このコマンドを使用してください。サーバーの異常シャットダウンが発生すると、不正な共有メモリセグメントがメモリ内に残ってしまい、サーバーが再起動できなくなる可能性があります。このツールは、不正な共有メモリセグメントを削除して、サーバーが再起動できるようにするのに役立ちます。
制約事項
このオプションを使用するには、*ALLOBJ、*JOBCTL、*IOSYSCFG、*SECADM の特殊権限が必要です。必要な権限がユーザープロフィールに含まれていない場合、このオプションは表示されません。パラメーター
サーバー名 (SERVER)処理する Domino® サーバーの名前を指定します。このフィールドにカーソルを置いたまま [F4] キーを押すと、Domino® サーバーのリストが表示されます。以下の値のいずれかを指定してください。
QNOTES が所有していない場合でも強制実行する (Force if not owned by QNOTES) (QNOTES)- *ALL
- すべての Domino® サーバーの共有メモリを削除することを指定します。
- サーバー名
- 処理したい Domino® サーバーの名前を指定します。
QNOTES が所有していない共有メモリセグメントを削除できるかどうかを指定します。以下の値のいずれかを指定してください。
添付されている場合でも強制実行する (Force if attached) (ATTACH)- *NO
- QNOTES のみが所有する共有メモリセグメントを削除する場合は、このオプションを指定します。
- *YES
- どのユーザーが所有する共有メモリセグメントでも削除する場合は、このオプションを指定します。
アクティブな添付ジョブが存在する場合でも共有メモリセグメントを削除するかどうかを指定します。以下の値のいずれかを指定してください。
共有メモリの削除 (Delete shared memory) (DLT)- *NO
- アクティブな添付ジョブが存在しない場合のみ共有メモリセグメントを削除するには、このオプションを指定します。
- *YES
- アクティブな添付ジョブがあっても共有メモリセグメントを削除する場合は、このオプションを指定します。 注意: アクティブなジョブが存在する共有メモリセグメントを削除すると、そのアクティブジョブが正しく動作しなくなる可能性があります。
削除される共有メモリセグメントのタイプを指定します。以下の値のいずれかを指定してください。
出力 (OUTPUT) - *DOM
- Domino® 共有メモリセグメントを削除したい場合は、このオプションを指定します。
- *ST
- Sametime® 共有メモリセグメントを削除したい場合は、このオプションを指定します。
- *ALL
- Domino® 共有メモリセグメントと Sametime® 共有メモリセグメントの両方を削除したい場合は、このオプションを指定します。
コマンドからの出力を要求元ワークステーションに表示するか、ジョブのスプール出力で印刷するかを示します。以下の値のいずれかを指定してください。
- *
- 出力は、対話式ジョブの場合には表示され、非対話式ジョブの場合にはジョブのスプール出力で印刷されます。
- 出力は、ジョブのスプール出力で印刷されます。