HCL Domino® 11.0 の管理者向けのすべての新機能について説明します。
資料の大幅な修正とその他の更新については、「Domino 11 の資料の更新」の記事を参照してください。
HCL Domino® 11 からは、各 Domino サーバーは FlexNet ライセンスサーバーに接続するように設定する必要があります。このライセンスサーバーは、Domino サーバーがライセンスの要件を満たしていることを検証するために使用します。
HCL Domino® 11 では、基盤となるインストールプラットフォームに Flexera InstallAnywhere 2018 を使用します。
ディレクトリの同期を使用すると、外部の LDAP ディレクトリのユーザーやグループのデータと Domino® ディレクトリを同期することができます。現在は、Active Directory とのデータの同期がサポートされています。
Domino® Attachment Object Service (DAOS) Tier 2 ストレージでは、S3 互換のストレージサービスを使用して、指定した日数アクセスがない古い添付ファイルオブジェクトを保存することができます。この機能により、DAOS を使用する Domino サーバーに保存されるデータの量を減らすことができます。また、DAOS で実行されるファイルの増分バックアップのパフォーマンスを向上させることができます。
HCL Domino® 11 および HCL Domino Designer 11 に付属する Java™ Runtime Environment (JRE) は、AdoptOpenJDK から提供されている Eclipse OpenJ9 です。
以前のリリースで提供されていた IBM® の GSKit ライブラリを置き換えるために、以下の OpenSSL 暗号化ライブラリが提供されています。
SAML Notes® 統合ログインまたは SAML Web 統合ログインを認証方法として使用して ID ボールトから HCL Notes ID ファイルを取得する場合は、ID ボールトのポリシー設定の [自動 ID ダウンロードを許可する] の値は無視されます(この設定は、セキュリティ設定ポリシー文書の [ID ボールト] タブにあります)。
サーバーにアクセスする Web ユーザーを認証するために、ID ボールトのパスワードを使用するように HCL Domino® を設定できます。
HCL Domino® 11 で廃止されたコンポーネントを以下に示します。
Domino 11 の資料の更新