拡張 ACL ターゲットに対するサブジェクトのフォーム固有のアクセス権を設定する
拡張 ACL ターゲットに対するサブジェクトのアクセス権を設定する場合は、このオプションの手順を使用して、選択したターゲットに対するサブジェクトのデフォルトアクセス権に例外を指定します。また、特定のフォームから作成された文書に対して異なるアクセス権を設定します。
このタスクについて
選択したターゲットに対してサブジェクトに設定したデフォルトアクセス権とは異なるアクセス権をフォームに設定するには、そのフォームごとに以下の操作を実行します。
手順
- [拡張アクセス: target] ダイアログボックスでアクセス権を設定するサブジェクトを選択し、[フォームとフィールドのアクセス権] をクリックして [フォームとフィールドのアクセス権: target] ダイアログボックスを開きます。このダイアログボックスでは、ディレクトリにあるフォームが [フォーム] ボックスに表示されます。[フォーム] ボックスでフォームを選択すると、[フィールド] ボックスには選択したフォームのフィールドのみが表示されます。
- オプション: フォームとフィールドではなく LDAP オブジェクトクラスと属性を表示するように [フォームとフィールドのアクセス権: target] ダイアログボックスを設定するには、[スキーマ] の横で [LDAP] を選択します。このオプションは、LDAP サービスを実行しているサーバー上のディレクトリにアクセスしている場合にのみ機能します。
- オプション:
[拡張アクセス: target] ダイアログボックスで指定済みの、選択したターゲットに対するサブジェクトのデフォルトアクセス権を調べるには、次の手順を実行します。
- [フォーム] ボックスで、[-Default-] エントリを選択し、デフォルトの [参照]、[作成]、[削除] アクセス権設定を調べます。必要に応じて、これらのデフォルトのアクセス権設定を修正します。[フォームとフィールドのアクセス権: target] ダイアログボックスを閉じると、変更内容が [拡張アクセス: target] ダイアログボックスに表示されます。
- [フォーム] ボックスで [-Default-] エントリを選択したまま、[フィールド] ボックスの -Default- エントリを調べ、デフォルトの [参照] と [書き込み] アクセス権を調べます。必要に応じて、これらのデフォルトのアクセス権設定を修正します。[フォームとフィールドのアクセス権: target] ダイアログボックスを閉じると、変更内容が [拡張アクセス: target] ダイアログボックスに表示されます。
- [フォーム] ボックスで、アクセス権を設定するフォームを選択します。[フィールド] ボックスが変わって、選択したフォームのフィールドのみが表示されます。
- [フォーム] ボックスで、目的の [参照]、[作成]、[削除] の各アクセス権設定を、選択したフォームに対して設定します。
-
サブジェクトの [読み込み] と [書き込み] アクセス権を、選択したフォームのすべてのフィールドに対して設定するには、次のようにします。
- [フォーム] ボックスでアクセス権を設定するフォームを選択したままにします。
- [フィールド] ボックスで、-Default- を選択します。
- 選択したフォームのフィールドに対するサブジェクトの一般的な [読み込み] と [書き込み] アクセス権を設定します。
-
選択したフォームの特定のフィールドに対してサブジェクトの [読み込み] と [書き込み] アクセス権を設定するには
- [フォーム] ボックスでアクセス権を設定するフォームを選択したままにします。
- [フィールド] ボックスでフィールドを選択します。
- 選択したフィールドに対するサブジェクトの [読み込み] と [書き込み] アクセス権を設定します。これらの設定は、手順 6 で指定した設定より優先されます。
- オプション:
設定済みのフォーム固有のアクセス権を表示するには
- をクリックします。
- [フォーム] ボックスに表示されたフォームを選択し、そのフォームに固有に設定されたアクセス権を表示します。
- フォームを選択したまま、アクセス権を設定したフォームのフィールドを [フィールド] ボックスで調べます。
- フォーム固有のアクセス権設定を終了した後、[OK] をクリックし、[フォームとフィールドのアクセス権: target] ダイアログボックスを閉じます。
- [OK] をクリックし、拡張 ACL の変更を保存し、[拡張アクセス: target] ボックスを閉じます。