サーバーのネットワークポートを有効にする

有効にするサーバーポートが、Notes® クライアントがサーバーと接続する唯一の手段である場合は、次の手順を実行しないでください。代わりに、サーバーの NOTES.INI ファイルのポート設定を使用します。

このタスクについて

Notes クライアントにサーバーと共通のポートが存在するのに接続できない場合は、Notes に接続文書を作成します。

手順

  1. Domino® Administrator か Web サーバー管理クライアントで、ポートを有効にするサーバーをクリックします。
  2. [設定] タブをクリックします。
  3. 次のどちらかの操作を行います。
    • Domino Administrator のツールペインで、[サーバー] > [ポートセットアップ] を選択します。
    • Web サーバー管理クライアントの [ポート] ツールで、[ポートのセットアップ] を選択します。
  4. 有効にするポートを選択し、[ポートを有効にする] を選択します。
  5. [TCP/IP オプション][オプション][COM オプション] をクリックし、必要な情報を指定します。
  6. [OK] をクリックします。
  7. [サーバー] > [ステータス] タブをクリックします。
  8. 変更内容を有効にするには、次のいずれかを実行します。
    • Domino Administrator のツールペインで、[ポートの再起動] を選択します。ツールペインが表示されていない場合は、[サーバータスク] ビューで作業していることを確認してください。
    • Web サーバー管理クライアントの [ポート] ツールで、[再起動] を選択します。
  9. サーバー文書で、[ポート] > [Notes ネットワークポート] タブを選択し、必要に応じて次のフィールドを編集します。
    表 1. Notes ネットワークポートフィールド

    フィールド

    アクション

    ポート

    ポート名を入力します。Domino は、システム上で検出された各ネットワークプロトコルにデフォルトのポート名を割り当てます。

    Notes ネットワーク

    このロケーションにあり、特定のプロトコルを実行している Domino サーバーのグループに対する Notes 名前付きネットワークの名前を入力します。たとえば、Boston TCPIP などです。Notes ネットワークの名前には、スペースを使用できます。

    ネットアドレス

    サーバーのプロトコル固有の名前を入力します (例: sales.renovations.com)。どのような名前を使用するかは、ネットワークプロトコルの規則に従います。このフィールドの値により、他のサーバーがこのサーバーにアクセスするために使用するアドレスが決まります。

    有効/無効

    ポートが有効になっていることが他のサーバーから分かるよう、[有効] を選択します。

  10. サーバー文書を保存します。
  11. このサーバーが Domino ディレクトリを他のサーバーに複製するよう設定されていることを確認してください。または、複製を実行するよう設定されているサーバーのサーバー文書で、上記の変更を行います。そうしないと、新たに有効になったポートからこのサーバーに接続できるということが他のサーバーには分かりません。