Windows サーバーと Active Directory との統合

既存の Active Directory をコンソールに追加するには、以下の手順に従います。

  1. 「ツール」メニューで「LDAP ディレクトリーの追加」を選択します。「LDAP ディレクトリーの追加」 ダイアログが表示されます。
    このウィンドウには、「LDAP ディレクトリーの追加」 ダイアログが表示されています。入力プルダウンで 「Microsoft Active Directory」 が選択されています。
  2. Active Directory の名前を入力し、「種類」プルダウンから 「Microsoft Active Directory」 が選択されていることを確認します。
  3. 「サーバー」 に、サーバーのホスト名、IP アドレス、または完全修飾ドメイン名を入力します。
  4. Active Directory フォレスト全体にアクセスする場合は、「これはグローバル・カタログ・サーバーです」 をクリックします。
  5. ボタンをクリックして、ルート・サーバーのサービス・ユーザーとして接続するか、または資格情報を使用して接続します。資格情報を使用して接続することを選択した場合は、Active Directory の 「ユーザー名」「パスワード」 を入力します。
  6. 「テスト」 をクリックして、入力した情報が正しいこと、および Active Directory サーバーへの接続を確立できることを確認します。
  7. 「追加」をクリックして、Active Directory の設定を完了します。
注: LDAP サーバーを「Microsoft Active Directory」として追加する場合は、LDAP サーバー上で、各ユーザーの「ユーザーのログイン名」に対応する UserPrincipalName 属性を定義していることを確認してください。この属性値は、各ユーザー認証用に BigFix コンソールで使用されます。
SSL 上で稼働している既存の Active Directory を追加するには、以下の手順を実行する必要があります。
  1. サーバーの種類として「汎用 LDAP サーバー」を選択します。
    このウィンドウには、「LDAP ディレクトリーの追加」ダイアログが表示されています。入力プルダウンで「汎用 LDAP サーバー」が選択されています。
  2. サーバーがグローバル・カタログ・サーバーの場合、ポート番号として 3269 と指定します。
  3. 「詳細設定を表示」リンクをクリックします。ユーザー・フィルターとグループ・フィルターのオプションが表示されます。
    このウィンドウには、「LDAP ディレクトリーの追加」ダイアログが表示されています。このダイアログには、詳細設定が表示されています。
  4. 「ログイン属性」UserPrincipalName と入力します。
    注: UserPrincipalName 属性の形式を、domain/userdomain.com/user または user にすることはできません。
  5. 「ユーザー・フィルター」(objectClass=user) と入力します。
  6. 「グループ・フィルター」(objectClass=group) と入力します。
  7. 「ディレクトリー・サーバーへの接続に以下の資格情報を使用する」をクリックして、Active Directory の「ユーザー名」「パスワード」を入力します。
  8. 「テスト」 をクリックして、入力した情報が正しいこと、および Active Directory サーバーへの接続を確立できることを確認します。
  9. 「追加」をクリックして、Active Directory の設定を完了します。

これで Active Directory サーバーの設定が完了し、コンソールで使用できるようになります。