IBM® WebSphere® Application Server スタンドアロンでの Microsoft® Windows® のパッチ適用
Server Automation を使用して、Windows® v8.0、v8.5、v8.5.5 のスタンドアロン・ノードを実行している WebSphere® Application Server クラスターのパッチ適用を自動化できます。
始める前に
- パッチ適用のステップを実行する前に、制御スクリプトをインストールする必要があります。タスク
110-Install Windows Cluster Control Applicationを使用して、制御スクリプトをインストールします。 - このパッチ適用ソリューションは Microsoft Windows 2008 Server リリース 2 以降でのみサポートされています。
このタスクについて
Automation Plan を使用してパッチ・プロセスを自動化します。パッチ適用を自動化するには、Server Automation サンプル・プラン ID 552 またはサンプル・プラン ID 553 が使用できます。サンプル・プラン ID 552 を使用して、2 つのスタンドアロン WebSphere® Application Server ノードのオペレーティング・システムのパッチ適用を自動化するか、サンプル・プラン ID 553 を使用して、2 つのスタンドアロン・ノードの WebSphere® Application Server ミドルウェアのパッチ適用を自動化します。
パッチ適用処理を自動化するには、上記のサンプル計画のいずれかを使用するか、以下のコンテンツを含む 自動化計画を作成します。
手順
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Task
Stop Servers for Stand-alone IBM WebSphere Application Server (8.0, 8.5, or 8.5.5) on Microsoft Windowsを使用して、プランの最初のステップとして WebSphere® Application Server サーバーを停止します。WAS インスタンスのパラメーター値を入力し、WAS 資格情報のユーザー名とパスワードを入力します。「デフォルト設定」 Server Automation を使用して、これらの値をデフォルトとして設定できます。 - パッチ Fixlets をプランの 2 番目のステップとして組み込み、WebSphere® Application Server をパッチします。
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ミドルウェアとオペレーティング・システムのどちらのパッチ適用を自動化するかに応じて、以下のいずれかのタスクを含めます。
- WebSphere® Application Server ミドルウェアのパッチ適用を自動化する場合は、タスク 160
Restart Endpoint on Pending Restart and Wait for Restart to Completeを使用します。 - オペレーティング・システムのパッチ適用を自動化する場合は、タスク 126
Restart Endpoint and Wait for Restart to Completeを使用します。
- WebSphere® Application Server ミドルウェアのパッチ適用を自動化する場合は、タスク 160
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Task 551
Resume Servers for Stand-alone IBM WebSphere Application Server (8.0 or 8.5) on Microsoft Windowsを実行して、WebSphere® Application Server を再開します。 - クラスター内の 2 番目のノードおよびその他のノードについても、このプロセスを繰り返します。