ソフトウェア・リポジトリーのマイグレーション

ソフトウェア配信アップロード・マネージャーはスタンドアロン・ツールであり、ソフトウェア配信をインストールする前に、ご使用のデプロイメントにすでに存在する任意のパッケージをアップロードできます。

ツールは、パッケージを BigFix server にアップロードします。ダッシュボードを使用して、関連するデフォルトのソフトウェア配信タスクを作成できます。

BigFix では、ソフトウェア・パッケージを展開する前に、そのパッケージを分析、アーカイブし、BigFix server にアップロードするためのツールが必要です。そのツールは、uploadmanager.exe と呼ばれ、BigFix server とデータベースへのアクセスを必要とします。BES Server\BESReportsServer\wwwroot\SiteData\bes_bfenterprise\Sites\Software Distribution フォルダー内の BigFix server に、このツールがあります。使用する前にこのツールを作業ディレクトリーにコピーする必要があります。

このツールを使用して、以下の2つの方法でライブラリーをインポートするスクリプトを記述できます。

  • inputdirslist としてアップロード・マネージャーに渡されるディレクトリー名のリストを作成するように、スクリプトを記述できます。このプロセスは、構造化されたライブラリーに最適なアプローチです。たとえば、ソフトウェア・リポジトリーが /VENDOR/PRODUCT/VERSION フォルダーのパターンに確実に従っている場合は、それらのフォルダーの簡単なリストを作成すれば十分です。
  • ファイル・システムを繰り返し、各製品ディレクトリーに基づきツールを繰り返し呼び出すスクリプトを作成できます。このプロセスは、構造化されていないライブラリーの理想的なアプローチです。この場合、外部スクリプトはディレクトリーが適用可能かをテストする必要があります。

このようにしてアップロードされたパッケージには、アップロードされたファイルおよびファイル分析から得た推定値で入力されたメタデータがあります。この推定値を使用して Fixlet を生成するには、アップロードされたパッケージを選択し、「デフォルト・タスクの作成」をクリックします。

注: この方法で生成された Fixlet には、検証が必要として必ずマークが付けられます。

アップロード・マネージャーへのアクセスについては、 「Bigfix ソフトウェアのダウンロード」Web サイトを参照してください。詳しい手順については、技術情報を参照してください。

戻りコード

障害のトラブルシューティングには、以下の uploadmanager.exe の戻りコードを使用します。
Return Code 0 = success  
Return Code 1 = incorrect command line usage
Return Code 2 = partial upload failure
Return Code 4 = full upload failure          
Return Code 8 = dsn login failed
Return Code 16 = json error;
Return Code 32 = compression partial failure
Return Code 64 = compression full failure
Return Code 128 = file access error
Return Code 256 = tempfile deletion failure
Return Code 512 = database query error
Return Code 1024 = Invalid file/folder error