証明書のインストール
Remote Control に証明書をインストールするには、既存の P12 鍵ストアまたは JKS 鍵ストアを使用するか、既存の証明書を既存の鍵ストアにインポートします。
このタスクについて
Remote Control サーバーの再インストールまたはアップグレードを行うと、証明書の構成に対する変更内容がすべて上書きされます。Remote Control の証明書をインストールするための適切な方法を選択してください。サーバーのインストーラーを使用して、SSL 証明書を構成することもできます。インストール時の SSL 証明書の構成について詳しくは、BigFix® Remote Control Installation Guideを参照してください。
既存の鍵ストアを使用するには、次の手順を実行します
このタスクについて
手順
- ssl.xml ファイルを編集します。
-
<keystore/> パラメーターを見つけます。証明書の鍵ストアの適切な値を設定します。
- ID
- デフォルト値は defaultKeyStore です。この値を任意の ID に変更することも、デフォルト値のままにしておくこともできます。
- パスワード
-
AES でエンコードされたパスワードを使用してカスタム証明書を適切に適用するには、次の手順を実行します。
- サーバーが停止していることを確認します。
- [installdir]\tools\env\env.xml ファイルを開きます。
- wlp.password.encryption.key 変数の value プロパティーで報告された値をコピーします。
例:
<variable name="wlp.password.encryption.key" value="8f7008648eb308479c88f388e82000209a26" />,から、コピーします 8f7008648eb308479c88f388e82000209a26 -
次のコマンドを実行します。
[installdir]\wlp\bin\securityUtility.bat encode --encoding=aes --key=<encryption_key>ここで、<encryption_key> は前のステップでコピーした値です。注: Linux では、securityUtility ツールに .bat 拡張子がありません。したがって、securityUtility.bat の代わりに securityUtility を使用してください。 - 暗号化するパスワードを 2 回挿入します。
- 生成された暗号化パスワードを の XML ファイルに手動でコピーします。 [installdir]\wlp\usr\servers\trcserver\ssl.xml注: 暗号化されたパスワードは、"{aes}" で始まります。例:
{aes}AFLSwk76PovVwmQlVCULHEkkkzRqPUgLoZVy33sMxPZf) - サーバーを再起動します。
- 場所
- 既存の鍵ストアの絶対パスを入力します。この値は、jks ファイルまたは p12 ファイルへのパスにすることができます。
- タイプ
- 鍵ストア・ファイルのタイプを決定します。p12 ファイルを使用している場合は、PKCS12 を使用します。jks ファイルを使用する場合は、タイプの値を定義する必要はありません。
- ファイルを保存します。
- Remote Controlサーバーを再始動します。